曇り空は、寒さが身に沁みます。
木造一軒家は、悪天候になるとテキメンに影響を受けるので、
こういう曇天は寒くて寒くて、太陽のありがたさを痛感します。
冬は季節性感情障害(冬季うつ)になりやすいのをご存知でしょうか。
日照時間に関係していると言われています。
太陽の光が届かないどんより空の日は、気持ちまでどんよりします。
秋はメランコリックになると言われますが、それも冬季うつの入り口でしょうか。
仕事の帰り時間が、ちょっと前までは明るかったのにいつの間にか真っ暗、
太陽の光がどんどん減っていく秋は、ソワソワと焦ります。
季節の移り変わりは当たり前ですが、それを心と身体が受け止められない時が要注意です。
友人のお母様に冬になるとうつになる人がいました。
高齢になると身体の恒常性を保つ力も弱くなるので、
季節の変化に対応できなかったんですね、そのお母様は毎年うつになりました。
でも春になると元気になるのです。
他にも、関東に生まれ育って結婚をきっかけに日本海側(東北)に行った妹さんが、やはり冬になると鬱っぽくなると言っていた友人もいます。
太陽の明るい光は大事。
人の気持ちにも影響を与えるんですね。
私は、(何度も書いていますが)
朝、カーテンを開けて太陽のオレンジ色の光をみると
「今日も朝を迎えられました。ありがとう」と太陽に話しかけるようになりました。
新しい1日にスイッチが入って笑顔になれます。
昨年と今年の気持ちの大きな違いは、周りに目が向けられるようになったことです。
昨年は(どうせ〇ぬんだし)と、何をするのも身勝手な気持ちが優先していました。
まさかの新しい年を迎えられたことは、考え方を一変させました。
周りへの感謝がなによりも変わりました。
乳がんになって、おまけの人生を生きていくと決めて20年経ちましたが、
20年後の再発は、おまけのおまけがくっついてきました。
残り少ないおまけは、たくさんのものを愛おしく感じる感情を教えてくれました。