緩和ケアでおしゃべり | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

今日は、緩和ケアの診察日でした。
 
「こんなに元気になった様子を見られてうれしいですよ」
「最初に来た時は、緩和ケアで何をするんですか?と訊かれて困りましたよ」
と、必ず言われます。
(よほど変な質問で印象に残ってしまったのかな・・)
私も
「先生、診察のたびにいつもその話をしますよ」と笑ってしまいます。
 
当時は、乳腺外科の医師から(←主治医ではありません)
症状の説明やどんな治療があるかの説明もなく、やることはないと、
なぜ緩和ケアに行くのかの説明もなく
「〇月〇日にそこ(緩和ケア)に行くように」と突然言われたものでした。
 
そりゃあもう、緩和ケアは治療がない人が行く場所と思わざるを得ませんでした。
何をするのか?と思うのも不思議ではありません。
(というより実は、死の準備をする場所と勘違いしていました)

そんな様子を診てきた緩和ケアの先生とそのチームです。
これからの1年がどんな変化をしていくのか、
誰にも分からないし想像もできないけれど
昨年とは違う1年を創っていくところを見てもらおうと思っています。
 
1年前に初めて呼吸困難になった日が近づいてきました。
たくさんのブロガーさんの記事を読んでいると、
今日はガン宣告をされた日、など記念日を書いていらっしゃいますが、
私もそうです。忘れることはできません。
1~3月は、いろんな記念日がたくさんあります。
あれから1年経ったと思うと、信じられない気持ちとすべての必然と奇跡に感謝の気持ち。
無駄に過ごさないように大切に生きていきます。