ティートリーは思い出がいっぱい。 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

「ティートリー」は、思い出深い精油です。
まだアロマテラピーを知らずに初めて買った精油です。
初めて嗅いで自然そのものの香りを教えてくれた精油。
初めてアロマを教えてもらった時にも使った精油。
 
香りは思い出と深いつながりがあります。
認知症にアロマが効果的と騒がれたのも、そのためです。
香りを嗅ぐことで思い出が蘇り脳を刺激することが、認知症に良いそうです。
オレンジの香りで冬を思い出す人がいますが、
みかんと炬燵=冬。と連想ゲームのように思い出すそうです。
 
私とティートリーも、思い出でつながっている精油です。
 
ティートリーの実物(葉)を初めて知ったときは、
力強い精油の香りとは打って変わって、優しい繊細な香りに驚きました。
実際の葉は、柔らかくて優しくて爽やかな香りです。

数年後、仕事で行くようになった植物の専門学校にも、ティートリーは室内で育てられていました。

ある年、その鉢植えは外に出されていました。

みるみる葉が紅葉していき、

珍しく雪が降った日に力尽きたのか、その学校で見かけなくなりました。

 

一番の思い出は、

乳がん初発の時に知り合ったガン友たちとオフ会(旅行)にいった大多喜ハーブガーデンです。

そこで初めてティートリーを見つけたのです。

20年前の話です。

あの時のティートリーにもう一度会いたいと、ずっと思っていました。

念願かなって大多喜ハーブガーデンに行くことができました。
たぶんこの子かな。
大きくなったね(^^♪
 
ティートリーは、免疫力アップの精油とも言われています。
抗菌、抗真菌、抗ウイルスに優れた精油ですが、
テルピネン-4-オールが副交感神経を優位にするとも言われているのです。
リラックスすることで免疫力にも関わってくれる精油、そう思います。
あくまで私個人の考えなので、これで薬効は求めないでくださいね。
精油は、医薬品ではありません。
原液を使うのも、飲用するのもお薦めできません。