少しだけ断捨離を悔いたこと | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

再発が分かった当時、身辺整理をしました。
そして、仕事関連の道具や資料も断捨離しました。
当時の私には不必要なものだと思っていました。
 
処分することが惜しいという意識はゼロでした。
生徒さんに貰ってもらうことで、この道具たちも喜ぶだろうと、どんどん差し上げていました。
 
手作り石鹸の講座も行っていたので、たくさんの植物油がありました。

あの頃は、コツコツと断捨離と石鹸作りをしていました。

最近になって、まさかの回復に気を良くして講座を再開してみました。
 
講座には、やっぱり楽しい実習が付き物です。
すると、大変なことに気が付いたのです。
容器がない、材料が足りない、資料がない。
材料(ハーブや精油)を新しく購入するのは、10か月以上の空白があったので仕方のないことですが、
容器が無くなっていることに「あ~あ、断捨離を早まったか・・・」。
 
こんな日が来るとはまったく予想外だったと、断捨離をしていた日々を思い出しました。
後で必要になることなど、これっぽちも思わなかったあの頃。
定期的に講座を行うことはできないけれど、今できる幸せにしみじみ感謝しています。