iPS細胞と子宮頸がん治療 | 小さな花のひとりごと

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乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

テレビのニュースで、
 
健康な人から、
子宮頸がんの原因のHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染した細胞を攻撃する「キラーT細胞」を取り出し、
この細胞からiPS細胞をつくり、移植する治験を順天堂大学で来年から始めるというニュースを耳にしました。
そのiPS細胞からキラーT細胞を作ると、ガン細胞を攻撃する機能が高くなるそうです。
 
まずは、子宮頸がんが再発し治療が難しい患者さん9人に投与するそうです。
 
がん治療もiPS細胞の時代がやってきましたね。
自分のガンは対象ではないし、病院も違うし、のほほんとニュースを聴いていましたが、
もし自分が対象だったら、ぜひ治験に参加したいなと思いました。
 
キラーT細胞に頑張ってもらう、というところが良いですね。
自分の細胞が頑張るのってイメージしやすいです。

 

 

 

「はたらく細胞」という漫画をご存知でしょうか。

体内の細胞たちを擬人化して、細胞たちが働く様子を漫画で教えてくれています。

その漫画では、キラーT細胞は黒いユニフォームの男子です。

ガラの悪いキャラなんです。

 

ちなみに

私の好中球のイメージは「ちいかわ」なのですが、

漫画では「寡黙で無表情な、ひたすら仕事に専念する青年」です。

表情を変えずに侵入者を切りまくるので、白いユニフォームがいつも血だらけです。

 

日々、医療は進んでいますね。

このIPS細胞の情報が、標準治療となって子宮頸がん患者さんに明るい希望になりますように。