月に一度の緩和ケア受診の日でした。
毎回、受付に行くと問診票のようなものを渡されます。
その紙には、痛み、気持ち悪さ、だるさ、眠さ、不眠、不安、全体の体調などが、
どれくらいのレベルなのかを1~10で判断して〇で囲んだり、
不安に思っていること、聴きたいことを記入して提出します。
今の私は、せいぜい「痛みに1」くらいです。
痛みにビクビクしていて、それがいつやってくるか分からないレベルって、ゼロに該当するかもしれません。
それくらい元気に過ごしています。
ガン細胞はちっとも小さくなっていません。
だからこそ、日常生活ができることに心から感謝しています。
時々息苦しくなるくらいは、なんてことないです。
電車で気後れせずに優先席に座れたらいいなと思い、
帰りに市役所によって「ヘルプマクーク」を貰ってきました。
簡単に貰えました。
「どなたが必要としていますか?」
「私です」
名前も住所も訊かれません。
訊かれたのは年代だけです。
職員はそれをメモするとスっと席を外し、
すぐにヘルプマークを持って戻ってきました。
そして、
イベントのノベルティを貰うようにポンと手渡されました。
「え~、もういいんですか?」
「はい。悪用はしないでくださいね」
拍子抜けしました。
ついでに、障害者手帳の手続きの仕方も訊いてきました
必要としない方がいいんですけど、どうなっていくか誰にも分からないことです。
なにしろ要介護1を認定されちゃってますからね。