緩和ケアとヘルプマーク | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

月に一度の緩和ケア受診の日でした。
毎回、受付に行くと問診票のようなものを渡されます。
 
その紙には、痛み、気持ち悪さ、だるさ、眠さ、不眠、不安、全体の体調などが、
どれくらいのレベルなのかを1~10で判断して〇で囲んだり、
不安に思っていること、聴きたいことを記入して提出します。
 
今の私は、せいぜい「痛みに1」くらいです。
痛みにビクビクしていて、それがいつやってくるか分からないレベルって、ゼロに該当するかもしれません。
それくらい元気に過ごしています。
 
ガン細胞はちっとも小さくなっていません。
だからこそ、日常生活ができることに心から感謝しています。

時々息苦しくなるくらいは、なんてことないです。

 

電車で気後れせずに優先席に座れたらいいなと思い、

帰りに市役所によって「ヘルプマクーク」を貰ってきました。

簡単に貰えました。

 

「どなたが必要としていますか?」

「私です」

 

名前も住所も訊かれません。

訊かれたのは年代だけです。

職員はそれをメモするとスっと席を外し、

すぐにヘルプマークを持って戻ってきました。

そして、

イベントのノベルティを貰うようにポンと手渡されました。

「え~、もういいんですか?」

「はい。悪用はしないでくださいね」

拍子抜けしました。

 

ついでに、障害者手帳の手続きの仕方も訊いてきました

必要としない方がいいんですけど、どうなっていくか誰にも分からないことです。

なにしろ要介護1を認定されちゃってますからね。