2022年春に初の胃カメラを撮った話 | 小さな花のひとりごと

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乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

肺転移をもっと早く見つけることが出来なかったのは、自分の不養生だと重々分かっています。
定期的に経過観察に通わなかった自分が悪い!
よ~く分かっています。
 
ですが、もしかしたら
少なくとも1年早く気が付くことができたのではないか、と思う事がありました。
これは医療従事者側の見逃しだったのではないかと思うのです。
それを今さら言ったところで、責任がどうということではないのです。
 
その時に見つかったとしても
1年後に見つかったとしても、そんなに状況は変わってないと思っていますから。
 
ただ、医者の怠慢でしょと思うことがありました。

2022年春、

呑み込みづらい、意味もなくげっぷが出る、声がかすれる、背中が痛い。などの症状から、

胃カメラを撮りました。

胃カメラは午前中、結果は午後に聴きに行きました。

病院は隣市の総合病院で、このブログでは初登場の病院です。

 

その時の医師は、私が診察室に入ると、意味がわからないことを言い始めました。

もう内容は覚えていませんが、

私は結果が聴きたいだけなのに、まるで違う話を、不満を私にぶつけるかのごとく怒ったように言うのです。

しばらく黙って聴いていたのですが、やっぱり何が言いたいのか分からない・・・。

「先生、何を言っているのか分からないのですが、分かりやすいように説明してくれませんか」と

なるべくやんわりと、訳の分からない話を遮らせてもらいました。

看護師も完全に無言・無視の状態です。

まったく目を合わさない。こっちを見ない。

どうも医師と看護師のコミュニケーションもよろしくなさそうな雰囲気がありました。

 

その医師は、

「だからね、私は消化器ではないんだよ。

 私は呼吸器が専門なんだよ。

 どうして私が、胃カメラ撮った説明をしなくちゃいけないんだ。」

 

あぁ、この医者はそれを言いたかったんだ。それが不満だったんだ。

やっと納得しました。

でも私に言われても困ります。

私が指名したわけでもないのに。

 

医師は続けて

「だから、私に説明を求められても困る。

 ここに書いてある文を読み上げるしかできない。

 胃も食道もキレイで異常はない、と書いてある。

 ほら、この画像です。見えますか?」

「これ以上何も話すことはありません」

 

気分が悪くなる対応だったけれど、胃に異常がなくて良かったのでヨシとしよう。

もうこの医者と話すことはないな、と病院を出ました。

が、

今だから分かるのです。

 

あの医者、呼吸器が専門と言い放った。

それなら

「この症状は肺が原因でも起こりえるよ、呼吸器を調べてみたらどう?」

くらい言えなかったのでしょうか?

乳がんだったこともカルテを見れば分かるはず。

それなら肺転移は医師なら想像するはず。

ものすっごい見落としをしてくれちゃったんだな、あのヤブ医者。

こういう出会いがあると、医者嫌い、病院嫌いになりますね。