退院後の順調な回復 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

結果的に4月14日から25日までの入院でした。

 

ゴールデンウィーク前に退院をしたかったので希望通りです。

GWには、思いっきり遊べるように体調を整えたかった、という自分の欲。

休薬していたイブランスを再開したかったので5月2日に予約を入れて3日から投薬となりました。

 

イブランスは抗ガン剤の一種なので、骨髄抑制の副作用がテキメンに現れましたが、

他の症状は気になるほどではなく、私にとって相性の良いお薬でした。

 

5月中、週に一度は外来診察がありました。

そのたびに元気になっていく私を診て、主治医は本当に喜んでくれました。

入院前は、腫れ物に触るような、まるべく会話を避けたいような、よそよそしい雰囲気がありましたが、

それがなくなり20年前の主治医に戻っていました。

診察室に入るなり

「元気になったねー!」と、今まで聞いてきた声のワントーン高く、大きな声で話しかけてくれるのです。

喜んでくれる様子に、私も元気になって良かったと心から思いました。

 

元気になったと言っても、いつもドキドキなのは変わりません。

1月に水を抜き、3か月後の4月にまた水を抜くことになったので、また水が溜まるのはなんとなく覚悟しています。

今のところ、胸膜癒着術がうまくいったようで、息苦しい症状がでていないのが幸いです。

5月8日のメモより

今が一番体調が良いのかもしれない。食道炎もなくなり、食べたいものが食べられる。

もちろん再発前に比べれば、すぐに息切れがする、飲み込むのが難しい、声が出づらい。

それでも痛みや苦しさはなく、日常の生活を取り戻した。

ありがたい。1日でも長くつづきますように。