初発と再発・淡々と | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

2003年、初発の時は、治療が多少辛いときがあっても、その先に希望がありました。
主治医の薦める治療を受け入れ、淡々と治療が終わるのを心待ちにして過ごしました。
早く抗がん剤が終らないかな~。
終われば
やりたいことが待っている。
おまけの人生を心残りなく過ごすんだ、と。
 
抗がん剤治療は何度も白血球が700位に下がりましたが、せっかちなので、治療予定が伸びてしまうのはイヤでした。
白血球を上げる注射を打って抗がん剤の点滴を続行していました。

その筋肉注射が痛いけど、良く効くんです。

面倒なこと(抗がん剤)を終わらせてしまえば、後は怖いものは無いと信じていました。
やることをやったのだから再発しても後悔はないし、たぶん再発はしないとなぜか意味のない自信があって楽観的でした。
 
2023年、今回の転移再発は、すでにあちこちに転移しちゃって・・
イヤな医師からは「うちに来ても困る」と、まさかの宣言をされ、さすがに楽観視できませんでした。
その日がついに来たか!
まさか来てしまったか!という思いでした。
 
それでも治療ができることになって、今に至っています。
もっと強い抗がん剤を薦められたこともありました。
それはすぐに断りました。
その治療をすれば治るのであれば「はい」と答えたでしょう。
でも再発は治らないと分かっています。
なにしろ気づくのが遅すぎました。
わりと大騒ぎしないタイプです。
無理に前向きな記事は書きません。悲観的なことを書くこともしないです。
淡々と記録を残すだけのブログになると思います。
 
いまさらのご挨拶になりますが
どうぞ、よろしくお付き合いくださると私の励みになります。
 

いつも一緒に載せている画像は、ずっと撮りためてきたハーブや小さな花達です。

生きる喜び、生きる支えはハーブやアロマでした。

ちなみに今日の花は「フジバカマ」。秋の七草です。
葉を乾燥させると甘い香りがする素敵なハーブです。