入院中のあれこれ② | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

入院中のあれこれ、続きです。

 

入院中、酸素は使いませんでした。

これをキッカケに自宅でも酸素吸入器の使用をやめてみました。

そして変わりがないことを確認して、酸素吸入器を一旦お返しすることにしました。

 

看護助手の方たちには週に2回ずつシャンプーをしてもらいました。

清拭してもらったり、食事を運んでもらったり、入院生活は助手さんがいないと成り立たないなと感じました。

私の病室は、まるで自分の部屋みたいねと言われたことがあります。

アロマで作ったクリームや化粧水を使ったくらいなのですが、

病室に入ると良い香りがするので、あれ?と思われたみたいです。

 

入院案内には、

「室内履きは転倒防止のため、スリッパではなく滑りにくく足の甲を包むものを用意するように」

と書いてありますが、スニーカーのような履物が推奨なんだそうです。

でも、トイレに行くだけなのに、スニーカーを履くのは、とても面倒なのが前回の入院で経験していました。

そこで検査のときはスニーカーを、室内ではスリッパを用意しました。

持って行ったちいかわスリッパが、スタッフさん達に大人気。

おかげさまでスリッパに対して意見されることはありませんでした。

実際にスリッパの方が格段に便利でした。

痛かったこと以外は穏やかなのんびりした入院生活でした。

漫画も動画も飽きるほど観ました。

ただ、離乳食のような味気ない食事が耐えられず、早く退院したいと思い始めていました。

それだけ元気になった証です。

 

血圧の低さと採血は、看護師さん泣かせでした。

当たり前に上が70くらい、何度もやり直したり、時には血圧計を替えて90近くになるまでいろいろ工夫しました。

普通、これだけ血圧が低いとだるさや眩暈など何か症状があるそうなのですが、私はいたって普通でした。

採血は昔から大変です。これが病院嫌いになった理由の一つなのです。

でも、

局所麻酔の注射にくらべたら、なんてことないと思うようになってきているこの頃です。