緩和ケアに初受診・続編 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

緩和ケアの初受診の際に、
私が辛いのは、とにかく「息苦しさ」だと話しました。
一つの会話をするのに(声を出すのに)、ものすごく体力を使います。
体力を使うから一回おしゃべりをすると、ハアハアと肩で息をする苦しさです。
ちょっとしたランニングをした後のようでした。
しまいには、会話がイヤになって黙りこくってしまう。・・おしゃべりしたいのに。
 
そこで使うように提案されたのが
↓自宅用の酸素吸入器と、携帯用の酸素ボンベ。

自宅用はともかく、携帯用ボンベは必要ないと言ったのですが、

医師、看護師、薬剤師の3人が口を揃えて「あったほうが良いよ。楽になるよ。」と力説するので、

受け入れざるを得ません。

 
病院から帰宅した当日、すぐに届けられました。素早い対応にびっくりです。
持ってきたのはガス屋さんです。
ガス屋さんがなぜ医療用の酸素吸入器の取り扱いをするのか理由を説明しながら、取り扱い方を教えてもらい、
さっそくその夜から使いましたが、私が鈍感なのかあまり変化がわかりませんでしたてへぺろ
 
携帯用の酸素ボンベは、一度も使っていません。
自宅用のも2か月くらい使用して返品しました。
使う使わないに関わらず、毎月お金がかかっていたのを知って、じゃあ、いったんお返ししようと。
 

返した一番の理由は、息苦しいという感覚がなくなったからです!

引き取りに来たガス屋さんからも「いらなくなって良かったですね」と、優しい言葉をいただきました。
 
 
息苦しさがなくなったことについては、あとで書くつもりです。