久々の更新です。
先月は、
・生徒の急増
・初めてのグループレッスン開催
・娘のガールスカウトのキャンプ
・娘のダンス教室の発表会(かなり大規模)
…等が重なり、ドイツからの帰国後最も多忙な1ヶ月となりました。
8月に入り、ようやくいろいろ落ち着き、ホッと一息ついているところです。
ピアノレッスンについては、子供の生徒のレッスン枠はお陰様で満席となり、現在は生徒募集を停止しています。
オープンから1年で気づけば生徒数も大人・子供合わせて20名を超えました。
去年はまだまだ暇な日も沢山あったのですが、今は気づけば平日はフル稼働状態です。
子供のレッスンは平日のみの一人1時間レッスンなので、そもそもそんなに沢山の人数を受け入れることが出来ず。
最近も生徒募集停止していることをわかった上で、空きが出る可能性がないかお問い合わせ下さる方もちょいちょいいらっしゃるのですが、昨年6月のリニューアルオープンで、まだほとんどの生徒さんが入会1年未満の状況なので、しばらくは空きも出なさそうな感じです。
大人の生徒さんも、なぜか6月に入会ラッシュが起こり、急激に活気づいた雰囲気となっています。
そんな中、7月初旬には以前からやりたいと思っていたグループレッスンを初めて開催することが出来ました。
1時間半のレッスンメニューはこんな感じ。
・自己紹介
・共通点探しゲーム
・「コード学習はじめの一歩」
(コード学習の基礎となる英語音名(C,D,E…)をみんなで「ドレミの歌」の替え歌の歌詞を作って覚える)
・プチ発表会
最後に、参加賞としてみんなにアイスを配って終了。
(暑い日だったので、皆大喜び)
最初の自己紹介の時には、”耳”を使うアクティビティを加えたくて、自己紹介後に台の上に置かれたA4コピー用紙を「音を立てずに」めくる、ということをしてもらいました。
実際は完全に無音で行うことは不可能なのですが、日常の何気ない動作も集中して耳を傾けてみると意外なほど大きな音が出ていることが皆実感できたようで、まず「音を立てずに紙をめくることは出来ない」という事実にとても驚いていた様子でした。
全員の自己紹介後に、いちばん音が小さかった人を投票で決めました。
いろんな学区から生徒が集まっている私の教室では、今回のグループレッスンで皆ほとんどが「はじめまして」状態。
最初は皆お喋り出来る相手もいなくてお通夜のような状態だったのですが(笑)、自己紹介後に行った「共通点探しゲーム」で一気に和やかムードに。
2つのチームに分けて、同じグループのメンバー同士で共通点を探していくというもの。
お互いの共通点を見つけることで、短い時間の中でもグッと心の距離を縮めることが出来たようです。
グループレッスンのメインであるコードの学習も、みんな積極的に意見を出してくれて、歌も元気に歌ってくれて、賑やかムードで進めることが出来ました。
ちなみに課題曲として「新時代」「おどるポンポコリン」「ドキメキダイアリー(新ポケモンOP曲)」の3曲を用意。
(サビの部分を抜粋したコード譜を自作しました)
時間の都合でレッスン内では「新時代」しか使えませんでしたが、グループレッスン後の通常レッスンでは各生徒に好きな曲を選んでもらい、せっかく覚えてもらった内容を忘れてしまわないようにフォロー用の教材として活用しています。
そして、グループレッスンの残りの時間で「プチ発表会」を開催。
基本的には普段のレッスンで練習している曲や以前取り組んだ合格済みの曲を披露してもらう感じで、ゆるく行いました。
その際に、ステージマナーと聴衆マナーについてもレクチャーする時間を設け、実践してもらいながらの発表会となりました。
今回初めてグループレッスンを行ってみて、教室に在籍している全ての生徒に必須項目として教えておきたい・伝えておきたい内容を全員に1度でまとめて伝えることが出来るのは、とても合理的で教える側としてのメリットも大きいなぁと感じました。
(勿論その後の通常レッスンでのフォローは必須ですが、フォロー自体もよりラクになるという体感です。)
後日全ての生徒の保護者からもフィードバックを頂いたのですが、思った以上に生徒達が楽しんでくれていたようで、お家でもレッスンの様子を興奮気味に沢山伝えてくれていた様子でした。
学校とは違うコミュニティーで新しい友達が出来たことも、生徒達にとってはとても嬉しかったようです。
生徒兼アシスタントとして小3の我が娘も参加させていたのですが、娘でさえもグループレッスン後「明日もやりたい!!」と言っていたぐらいなので、試行錯誤しながら手探りで行った初のグループレッスンでしたが、子供達のツボにハマる内容だったのだなと少し自信を持つことが出来ました。
スペースの都合上、保護者の方の見学は不可とさせて頂いていたのですが、グループレッスン中の写真や動画をGoogle Photoの共有アルバムで閲覧出来るようにしたことで、かなりリアルにレッスンの様子を感じて頂くことができ、これも大変好評でした。
グループレッスンで良い刺激を受けて、
「自宅での練習により前向きに取り組めるようになった」
「今まではピアノを習っていることを隠したがっていたのに(他教室から移ってきたばかりの男子生徒)、グループレッスンで男の子が沢山いる様子を見て意識が変わり、学校でピアノのオーディションに立候補してきてビックリ!」
といった声も聞くことが出来ました。
次はハロウィンの時期にパーティー的な雰囲気で開催できれば、と計画中です