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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

秋空の下、北小の運動会で元気をもらう。


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今年の北小運動会のテーマ。
「心を一つに協力し、最後は笑える運動会」
最後は笑える・・・というのがいいなぁ。
得点を入れ替えるたびに、
勝っているチームから歓声が沸き起こります。


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保護者の皆さんも団体競技に参加。
6年生vsPTAの対決~
けっこう気合が入り、盛り上がります(^^)


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3・4年生の「ヨサコイ・ソーラン」
最後の決めのポーズにオリジナリティが。
演技が始まる入場前から、掛け声が上がり、
テーマの「心を一つ・・・」どおりだなぁ、と微笑ましく。
担任の先生のノセ方もなかなかでした。


午後からは、私が参加している女性グループ「ふぇみん」の
運営委員や代表委員が集う会合へ。

関東や北陸方面からの参加者もあり、
地域の活動報告、情報共有をおこないました。
それぞれ、平和や脱原発、環境、男女協働などのさまざまな課題に
積極的に取り組んでいて、元気をもらいました。

なかでもベトナム戦争における「枯葉剤の影響」が今どうなっているか、
現地視察チームのビデオはとても生なましくショッキングでした。

ベトナム解放戦争に参加し、解放後に結婚。
数十年を経て、影響が現れ、眼球が肥大・・・

あるいは、子どもにも影響が出たという親子など
痛ましい姿に絶句しました。

戦後、何十年も経つのに、未だ被害に苦しみ、
因果関係が認められず、保障が受けられない人々もいます。

あらためてベトナム戦争の悲劇を思い起こし、
未来への警鐘にしなければと思いました。
箕面の学童保育は?被災地の子ども支援のあり方は?


このところ各方面から、「箕面の教育、大丈夫?」という声をしばしば聞きます。

たとえば、学童保育について
今、市内の公立小学校2校でテスト的に
「新放課後モデル事業」という民間事業所に勉強・体育・遊びなどの
プログラムを委託しています。

ただ、保護者に対し事前に十分な説明がないなかで実施され、
支援を必要とする子や親に、プログラム参加の辞退を求めたり、
てんかん症の子どもが発作をおこしているのに、長時間放置したり、
そのことが、教育委員会の上層部の耳に入っていなかったり・・・

と、散々な状況となっています。
事態を重く受け止めた保護者が起ちあがって、
事実経過や問題の所在をたどりながら、
改善策を市に求める活動を開始されています。


また、議会では「保育所&幼稚園民営化」の是非をめぐり議論になっています。

「民営化が良いか・悪いか」という単純な図式ではなく、
箕面がこれまで培ってきた保育や教育をどのように発展継承させていけるのか。

人件費が高い!という論理だけで、非正規雇用を増やす、とか
効率化を優先させて、保育の質が低下してしまう、
という問題をいかに解決させるか。

市民や保護者と一緒に考えるというスタンスではなく、
市が決定した結果をただ説明・了解を得る、という旧態依然とした対応を
是正させるために、これまた保護者が声をあげて、
民営化実施を1年遅らせて、協議を行う、というところに漕ぎつけました。


3点目は、福島で開催のゆるきゃらイベントに、
ゆずる君と一緒に子どもを派遣!とう問題。

①9月13日(金)、突然、市のブログに掲載され、驚いた市民からの連絡で
経緯を市に確認したところ・・・

②6月ごろ、福島から<子どもを励ますためのゆるきゃらイベント企画>への、
参加要請があった。

③市教委と相談の上、参加とともに箕面の子どもたちに千羽鶴を折ってもらい
ゆずる柄のタペストリーを作成し、届けることに。
(箕面営業課発案:子どもたちが考えたのではない・・・)

④そのことを福島に伝えたところ「是非、子どもも一緒に来てほしい」と要望あり。
(交通費、宿泊費は箕面市負担で)

⑤市教委経由で各校に投げかけたところ、豊川北小から2名選抜することに。
希望した子どもたちが1分間スピーチを行い、子どもたちが2名を選んだ。(9月17日)

⑥保護者と約50の賛同団体が市と教育委員会に抗議文を提出。
子どもは行かないように要望(9月18日)

  【趣旨】  子どもたちの純粋に福島の復興や子どもたちに寄り添う心は尊重する
        
        しかし、会場となる白河市は現在も放射能線量が高く、
        感受性の高い子どもを現地に連れていくのはリスクが高い。
        
        福島は安全宣言をしており、現状とはかけ離れた政策。そのことを
        裏付けるかのようなイベントに子どもを政治利用するかの振る舞いは、
        福島の復興には役立たず、1日もはやく子どもや市民が疎開、避難
        できる状態は程遠くなる。

        むしろ、福島の子どもたちを箕面市に招くことの方が現実的。
        自治体は市民の生命を第一に考えるのが使命のはずである。
        よって、子どもの白河市派遣は中止を。

        と、科学的根拠となる資料を添付して、申し入れた。


⑦学校側は、2名の家庭訪問を行い、リスクを伝えたうえで、辞退が可能であることを
保護者に伝えた。が、子どもの意思やその心情を尊重した保護者から福島行を望むという結論。

⑧主管部署である地域創造部は「強制ではない。保護者の自主的判断だ」と強調。
学校側は、今になって学校に振られても・・・と困惑顔のよう。


放射能による低線量被曝の危険性は多くの科学者が述べていますが、
「ただちに現れない」ために、今後何かあったとしても因果関係を明らかにするのは
難しいと思います。

また、たとえ何かあった場合でも「自己責任」となるわけで・・・
地域創造部、教育委員会がお互いに責任のがれに終始する有さまは、
市の姿勢そのもが問われているように思います。

地方自治の大切さが声高に謳われているご時世ですが・・・
肝心な問題については「国が」とか「府が」と言って、
自ら判断し、行動するということがありません。

検査機関や学術機関を活用できるように
近隣大学との連携が行われているのに、勿体ない。
(ま、御用学者ならあまり意味ないかもしれませんが)

ああ、課題は山積み。
議会の責任も重大です。








箕面の情報公開が後退?
吹奏楽部3年生の最後の演奏会は気合が入っていて感動的でした。



このところ、市の情報提供が大きく後退しているのではないか、
といった声をよく聴きます。

情報公開、提供は、いまや自治体のお約束事であり、
市民参加・市民参画には欠かせないものなんですが・・・

私たち議員にも、
かつては当たり前のように提供・開示されていた情報が
なんでもかんでも「開示請求してください」とか、
開示請求したものの過剰な「墨塗り」になっていたり、
っていうことが日常茶飯事になってきました。

国が情報公開に後ろ向きであることから、
箕面市が先行しているのか?などと思えてしまうくらいです。

先日(9月21日付)の『東京新聞』に興味深い記事がありましたので
添付しておきます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013092102000149.html

情報が積極的に提供されないばかりか、
決算資料として欠かせないものでも、なかなか見せてもらえないという
箕面市事情。
この9月議会でも引き続き、議論の必要性を感じます。
(ま、話は交わることなく平行線で終わるかもしれませんが・・・)


夕方、5時半からメイプルホールで開催された2中の定期演奏会。
3年生は最後の晴れ舞台なのだそうです。
子どもたちが自ら作成したプログラムや部員紹介のパンフレットを見ると
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日々の活動や仲間との交流や関わりが見えてきます。

この日、メイプルホールはほぼ満席。
中学生の演奏とは思えないくらい迫力があり、
みんな生き生きと楽しそうで(緊張してたのかもしれませんが?)
素適でした(^^)

吹奏楽部の指導をしてこられた西野先生をはじめ、
3年間、クラブを続けてきた子どもたちや
関係者の皆さん本当にお疲れさまでした!

言葉では尽くせない豊かなものを得た人たちの瞳はキラキラと輝いて・・・
ちょっと感動のお裾分けをいただいて、幸せな気分でした^_^
意見交換では、保護者の疑問&怒りが噴出。

7月28日に題意1回目の学習会があり、大勢の参加者でしたが、
この日はさらに沢山の参加者で会場はギッシリでした。


◆前回、明らかになったこと

「新放課後モデル事業」として、
学童保育とは別に、小1~小6を対象に、
学習、スポーツ、遊びなどのプログラムを
「希望する児童なら誰でも自由に選んで参加できる」という事業を
今年4月から実施していました。

今年度はモデル校2校(中小、豊川北小)で実施し、
26年度以降に他の学校にも拡大する予定になっていました。

またこの事業は、入札により民間に委託され、
㈱小学館集英社プロダクションに決まりました。

ところが、20人~30人のプログラムに100人が殺到し、
コーディネーターのキャパがなくなったことで、(事務局説明)
支援児に辞退を求めたり、
てんかん症の子どもが発作を起こしているのを放置したり、
と忌々しき問題が続出。

保護者の再三にわたる訴えや要望も、
市教委の幹部職員は「知らなかった」そうで、
事業の丸投げ状態が明るみになりました。

プログラムに参加できない支援児が発生したこと(←この部分の記述が適正ではなかったため、10月3日に訂正しました)
②体制がとれないままの見切り発車
③問題が発生した後の対応のずさんさ
④保護者にきちんと事前説明が行われていなかった
⑤委託業者と市の連絡体制の問題
⑥学童保育の意義・目的・社会的役割が不明瞭
              (以上、順不同)

以上の問題が浮上。
市は運営委員会、検証委員会を立ち上げる、とのことだが、
詳細は不明(これから詰める?)


6日(金)の文教常任委員会において、この問題が取り上げられましたが、
市は、課題を過少評価して報告し、
事態を本心から重く受け止めていないのでは?と感じられる答弁でした。


◆この日は第1回学習会のまとめと、市の回答があり、
支援児童をめぐる現状の課題や意見交換がおこなわれました。

その中で、市が「支援児の受け入れ体制について、指導員の加配で対応した」
と報告したことに対し、保護者から「あいかわらず放置され、指導員の加配は
おこなわれていない」との反論が。

つづいて学童保育の指導員や、モデル校以外のPTA、支援児童の保護者など
多くの発言があり、委託業者や市の対応に対する指摘や不満、
不安に思うことなどが寄せられました。

この日の様子から、やはり市(市教委)が、
箕面市がこれまで培ってきた「共生教育」や人権教育について
かなり後退しているように感じました。


参加者からは、課題が解決されるまで、モデル事業の拡大を行わないよう
強い要望があり、市教委はこれを承諾しました。

全国テストで1位をとることに躍起になっている箕面市ですが、
教育の原点に立ちかえってもらいたいと強く思います。

学習会は、10月も実施されます。