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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

CAPのプログラム(子どもへの暴力防止プログラム)を学びました。

この日は北小青少年を守る会からご案内をいただき、
かねてからCAPのプログラムには関心があったので、
とても良い機会だと思い、参加しました。

北小の教員の方々やPTAの方々、
地域の守る会の方々など、大勢で受講しました。

CAPとは、子ども(CHAILD)への暴力(ASSAULT)防止(PREVENTION)のことで、
子どもたちがあらゆる暴力(虐待・いじめ・誘拐・痴漢など)から
自分たちのこころやからだを守るために何ができるかを伝える人権教育のプログラムである、
という説明から始まりました。

CAPといえば、かつての市議会でも取り上げられ、
元教員の議員さんから、批判的な意見が寄せられたことがありましたが、
この日、教員の方々がたくさん参加されていたので、
現場でも関心があるのかなぁ、と少しだけ意外でした。

時間があれば、現場のみなさんの声も聴ければよかったなぁと思います。


この日の講演を通じて、
「安心・自信・自由」という権利があることを子どもに教え、
自分を大切にし、エンパワメントできる子どもになるよう、

家庭や学校、地域で連携していくことの大切さが、少なからず理解できたと思います。





「いじめ」にどのように向き合うのか?

箕面の教育委員会では、議案審議を終えた後に
「付託案件外」として委員長さんがテーマを決めて、意見交換を行っています。
(この取り組みは、とても有意義だと思います(^^)v )

この日は「いじめ」問題について、という切り口でした。

大津市や熊本市での生徒の「自殺」事件は、まだ記憶に新しく・・・
箕面ではいじめ問題について、どのように対応しているのか、
という課題提起が寄せられました。

現在、市内の小・中学校(市立)では、「いじめ」を把握するために
学期ごとに「学校生活アンケート調査」というのが行われているそうです。

熊本県では全市で実態把握に努めていて、
先月、視察に行き、さまざまに学んできた、という報告もありました。

因みに、箕面市で実施しているアンケートは記名式ですが、
熊本では無記名式を採用。

大事なことは、「いじめ」が発見できないこと。
調査の活かし方、どのように対応するのか、
川西市の「子どもオンブズパーソン制度」などを取り入れながら
外部とも連携すべきではないか。

全市的な人権救済制度をどうするか、
子どもの人権をどのように守り、救うのか、もっと研究すべきだ。

相談体制や、早期発見・早期対応に向けた体制や
現場からの情報伝達を迅速に行い、行政が積極的に動く必要性がある。

問題を起こした子へのペナルティ(たとえば写経など)を検討したり、
いじめがどの程度のランクなのか、(整理して)対応してはどうか。

など、多様な意見が交わされました。

どれも一理あるご意見でしたが、
肝心なのは、日頃からひとりひとりの人権が大切にされる教育や
子どもをとりまく周囲の環境・・・人権を大切にするまちづくりが大切ではないでしょうか。

ストレスのはけ口として弱いものいじめが行われている構造は、
子どもの世界も大人の世界も共通しています。

また日頃から「嫌なものをイヤと言える」アサーティブトレーニングや、
何かあればSOSが発信できる相談体制づくりなども重要だと思います。


「いじめ」問題をひとことで語ることはできませんが・・・
「臭いものに蓋をする」のではなく、
避けては通れない課題として向き合っていきたいと思います。

9月議会も重要案件がギッシリ!

今日は9:30~13:00過ぎまで、9月議会に提案された議案のおおまかな説明を受けました。
この説明は今議会の前半部分のためのものです。
後半部分にあたる決算審査(10月3日~9日)のための説明は職員さんの都合で、
後日になっています。
(とにかく職員さんはお忙しいようです)

大まかな全体の説明を受けたのち、
各委員会所管の議案については、各課の担当者から詳しくヒアリングを行う、
という段取りになっています。

この個別のヒアリング時に数々の資料提供を求めるのですが・・・
この資料がなかなか出てこないことが多いので、いつも困っています。

さっと出してもらえる資料もありますが、
なかには「口頭でしか言えない」とか、
「開示請求してください」という場合もあります。

このような他市では考えられない対応が、
箕面ではここ数年、当たり前のように行われています。

自民党会派の議員さんなどは「求め方が悪いのでは?」とおっしゃるのですが、
逆に、「すんなり資料提供してもらってるの?」と聞き返したくなります。

今回も資料提供を受けるためにバトルしなければならないのかしら・・・?


また、他市の市議会のように、委員会委員が求めた資料は、
委員全員に配布し、みんなが情報を共有して建設的な議論ができるようにすべきだと思います。
新会派もできたことですし、今年度はこの提案が受け入れられると良いのですが。

さて、現在提案されている議案の一覧は下記の通りです。
http://www.city.minoh.lg.jp/giji/giketsukekka/24-3.html

主な内容としては、

◆競艇・・・泉佐野市で開催される「ミニボートピアりんくう」の場外発売事務について

◆市長・副市長ほかの特別職の給与(月額)の減額 (現行から1%削減)

◆防災会議条例の改正・・・防災会議の委員を追加

◆多文化交流センターに関する条例・・・同センターや市立図書館等の設置、名称や事業内容、管理者など

◆子どもの医療費助成の拡大・・・所得制限を設けず、中学卒業までの医療費を無償化

◆調整池の転用に関する条例・・・転用後の再転用(宅地など)の規制

◆水道事業・下水道事業の条例改正・・・利益処分について条例に明記

◆国民健康保険事業費抑制のための基金活用について

◆緊急雇用創出事業(大阪府の補助金活用)・・・真の継続雇用に繋げられるのか?

◆中学校給食の整備・エレベーター設置事業(補正予算)

◆保育所民営化(補正予算)

このほかに、大阪広域水道事業団と大阪市水道事業との統合問題について、
委員会では議論になると思います。




15:00~17:00まで教育委員会議を傍聴。(この報告は別途おこないます)
議長・副議長は自民・維新の会に。

◎今年度の会派構成は以下の通り
 http://www.city.minoh.lg.jp/giji/meibo/kaihabetsu.html

◆議長選挙の結果  上田議員(自民党市民クラブ)18票
              神田議員(日本共産党)     4票
              無効票               1票

◆副議長選挙の結果 神代議員(大阪維新の会箕面)18票
              名手議員(日本共産党)      3票
              増田議員(無所属)         2票

「箕面政友会」会派は従来の民主党会派に内海議員が加わった新会派です。
今回、政友会の議員が議長や副議長になる可能性は十分にありましたが・・・

従来同様の「良いご近所づきあい」を心がけているかのような調整が行われ、
会派間の”力関係”を反映させた?役員選挙の結果となりました。

また、三役のひとつである「監査」は川上議員(政友会)に決まりました。


今年度はもう少し違う流れを期待しましたが・・・
毎度の”手打ち”状態となり、少しガッカリでした。



なお今年度の常任員会については、中西は総務担当になりました。

また、本会議場の座席についてですが、
二議席が減った分については、最前列の端があてがわれました。
傍聴席からは目えにくい最後列は残されたわけで・・・

予想通り、幹事長会議に出られない無所属の三人は最前列の中央の席に。
私は一期目と同じ座席になりました。

今期、どのような議論が尽くされるのか、
議会改革は無所属議員や市民の声も反映される形で、進められるのか・・・
多くの市民のみなさんが注目していることと思います。
議会傍聴者が増えて、市議会の動きに関心をもってくださるよう願っています。






 
 
3期目が、いよいよ本格的にスタート!

昨日は、今期の議員23名と市長・副市長をはじめ部長クラスの理事者、議会事務局の職員さんらと顔見せのあと、議員だけで記念撮影。

その後、午後から会派代表者会議があり、(向会派は参加不可)
各会派・無所属議員の部屋が決まりました。

さっそくお引っ越しが始まり、共産党会派が、旧市民派ネットの部屋へと
大移動になりました。
議会事務局の職員さんが総出で手伝ってくださり、大変恐縮するやら、ありがたいやら・・・
なにより、せまい部屋に引っ越すので、書類を大量に整理しなければならず、
泣く泣く処分した資料なども。

また、この日知人の訃報が届き・・・
十分整理するまもなく、市役所を後にしました。

旧共産党会派の控室は「大阪維新の会箕面」会派が、
私は先輩議員の増田京子さんと同室になりました。

今日から本会議が始まり、
議場での議席や、議長・副議長をはじめ、役職が決まっていきます。