2月8日(金)の彩都・箕面森町地域整備特別委員会に向けてヒアリング中。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

資料を求めたら、見せてくれるが「コピーは駄目」の不思議。

箕面市議会では常任委員会(文教・民生・建設水道・総務)のほかに、
特別委員会があり、先に行われた「交通対策特別委員会」とこの委員会の2つです。

私はこの委員になっているので、先々週から担当課にヒアリングを受け、
さまざまな資料提供をお願いしてきました。
その一つに、彩都と森町の小中一貫校の各学年の生徒数(見込み含む)を求めていたのですが、
一覧表にした資料は渡せないというのです。

理由を質せば、
「一人の委員に渡すと全議員に渡すのがルールになっている。
そうなると傍聴者から理事者まで100人くらいに渡さねばならないので、大変だ。
どうしても欲しかったら開示請求してくれ」
とおっしゃいました。
(因みに開示請求の場合、資料が提供されるまで2週間かかります。)

しかし・・・

①これまで、他の委員が求めた資料というのを、平等に提供してもらったことはほとんどない。
(逆はあるのかもしれませんが)

②開示請求をして入手した資料は全議員に配布しなくてよい、という理由が不可解・不合理。

③そもそも開示請求を必要とするような個人情報や法人の利益に抵触するような内容の資料ではない。

④当初、資料を求めたときには「開示請求が必要だ」などとは一言も言わなかった。

⑤資料を出すか否かは各課の判断による、というがその基準が何なのかは不明。

また、「口頭では言えるがコピーは渡せない」というのも理解に苦しみます。
とりわけ、この間、事前の説明で聞いていた数字と、
委員会答弁の数字が大きく食い違うということが多々あります。

直近では、箕面駅前駐車場・駐輪場の建設費に絡んで、
連絡通路の建設費を事前に確認したときには「約1億円」という説明だったものが、
委員会本番では「6000万円」という答弁に変わっていました。

担当職員は実直な方なのに、何故そのような答弁になったのか解せません。

とにかく、やたらと事前説明と本番の答えが違う、というケースがあるので
またこちらが誤ってメモをとるということもないように、
きちんとした資料をいただきたいのです。

ちなみに、市の職員からいただく資料の大半には部課名や担当者名が記載されていません。
いざというときに、責任をとりたくないから?と思えてしまいます。
民間会社出身の私には考えられないことですが、
それが当たり前にすまされている役所ってすごい。

「市民元気クラブ」の時代から、前川元議員はその指摘を行い、
改善を求めていましたが、未だに変わっていません。


本当に今の市長さんになってから資料が出てこないケースが多くなりました。
議会は議論を尽くす場です。
議員同士資料を共有し、理事者とも議論を重ねることで、よりよい結論を見出すことができます。

にも関わらず、気に食わない議員には討議の元になる資料を渡さない、というのなら
なんとアンフェアで貧しい見地なのだろうかと、情けなくなります。

今回は委員長さん経由で資料提供を要請することになりました。
それもどうかとは思いますが、

思えば、昨秋「維新の会」の議員の求めに応じて理事者が作成したフリップ(説明ボード)や
そのコピーを委員会で披露したのち、その委員会が終わってから
「その資料については理事者は預かり知らんと言い出した”事件”がありました。
そして市長から議会に対し、今後多忙な職員に必要のない資料を求めないように、
という要請がありました。

ナントも理不尽な要請だったので、今後、資料提供に支障をきたさないよう、
議長さんから市長部局に対し、きちんと申し入れていただくようになっていましたが、
その効き目がないように思います。

議会も改革に向けて努力が必要ですが、
理事者(市)も時代の流れに逆行することのないように願い、
今後もさまざまに情報提供していきます(^^)