6月8日(金)民生常任委員会報告 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

ほとんど付託案件外(その他の質疑)に集中。


以下は質疑の抜粋です。

◆市の放射能対策について
大飯原発の再稼働をにらんで、あってはならないが万が一事故が発生したときには安定ヨウソ剤の備蓄などをどうするのか。
市は、実際に活用するとなるとタイミングの判断ができず、国・府の指示を仰ぐ、という答弁。・・・しかし、何でも国任せでよいのか?国の判断が遅れてしまったら、助かる命も危うくなる可能性があります。平時から、いざというときに備えて研究しておくことも大切だと思いますが・・・

また、市では市民の要望や活動が後押しとなり、市内の全域で放射能測定を行いました。
いざというときに数値の変化を比較することができます。
これは市民グループが自主的、定期的な測定をおこなっているのと同じ考え方です。

食の安全やとりわけ子どもたちに及ぼす影響が大きいため、
学校や園での給食食材についても十分な安全確保をおこなって欲しいと思います。


◆公共施設の管理事業
市の127の施設管理業務を一本化して発注。
業務別に業者がエントリーできる希望業務選択型の入札を総合評価方式で行う。
総合評価方式による本格的な入札は、この事業から始まるといえそうです。
私は長らくこの入札制度が実施されるよう提案・要望してきたので、
今回の入札をしっかり見届けていきたいと思います。


◆箕面市障害者事業団による臨時職員の雇い止め問題
臨時職員のAさんが、雇い止め(雇用契約の更新をしないので、実質的にはクビという状態)になり、その理由や経緯が納得できないため、労働組合に加盟して取り消し=職場復帰を求めています。
その概要が、先日労組から議会あてに届きました。

この件で、無所属の委員が質疑を行いましたが、
市の答弁は当事者らの内容とかなり食い違うものでした。
その内容を聞いていると、どうやら当事者らに確認したようではなく、
市は事業団からのみの情報に基づき答弁し、その答弁をうけた委員も市の答弁を鵜呑みにして、事実経過を判断し、「組合の行動や主張はけしからん」と議会で述べておられました。

聞いていて、よく言えば調査不足、悪く言えば市の代弁者だなぁと感じたのは私だけでしょうか?

私はこのケースのように大変重大な問題で、双方の意見がまるで食い違う場合には、
(あきらかに事実が明白なビデオやテープがある場合を除いて)
双方や関係者の言い分を聞き、総合的に判断してから、議会(という公の場)で
発言すべきではないかと思います。
少なくとも、私はそうしたいと考えています。

とうことで、この件はもう少し調査してから報告します(^^)