この日、夜から加古川市総合庁舎に72名の市民が参加、熱気あふれる集いに。
一昨年の衆議院選挙において、自らの政治理念、立場を明確にした文章を支持者に送付したことが
「公職選挙法違反」にあたるとして、市民を巻き添えに議会直前に2名の市議会議員を不当逮捕した事件の判決が7月にありました。
投票を呼びかけたものではなく、また選挙管理委員会に事前に問い合わせて「問題ない」と言われた文章送付が、よもや法律違反とは前代未聞です。
長期拘留や、一般市民も子どもの目前で夜間に逮捕、23日も拘留し取り調べを行われたことなど、
マスコミでも取り上げられ、大きな反響を呼んだ事件です。
公判では、警察・検察の人権を無視した不当な取調べの実態が明らかになりました。
また、公判の中でさまざまな事実が明らかになったのに、
証人尋問で明確になった事実は何一つ採用です、
検察の主張を100%とりあげた支離滅裂(たとえば、「選管が問題ないと言っても議員なら、自らの判断でおかしいと考えるべき」ほか多数)な判決理由は、
最初からまともに審議する気が無く、最初から検察の主張どおりという筋額であったという
司法の出鱈目さが浮き彫りとなりました。
公民権停止5年ということは、実質的に政治生命の抹殺を意味します。
取調べ時に受けた、さまざまな恫喝、人権侵害とあわせ、
法治国家と言われる日本で、とんでもないことが起こっているということについて
もっと多くの人たちに知っていただきたいと思います。
この日、井筒さんからは到底受け入れられない判決であるため、
控訴するという決意が語られました。
参加者全員で、最後まで彼を支援していくことを確認。
この裁判については、また追って詳細を報告していきたいと思います。
(*PCの調子が悪く、更新が24日になってしまいました・・・)