建設水道常任委員会の議論で。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

河鹿荘の土地の先行取得について


突如、この5月議会に提案された滝道沿いにある旧河鹿荘の取得問題。
市は、老人ホームやマンションの土地利用を止めさせるために、5500万円で土地開発公社に取得させるという。
(債務負担行為としては、余裕をもたせて5800万円を計上している)

市が買い戻すときに特定財源(国や府の補助金)を活用できるよう、公社に取得させるとか。
市は買い戻すときのために、これから「特定財源」を探すそうだ。

また、この先行取得の目的は観光資源としての景観を守るためとされており、
市が買い取って、この土地家屋を使いたいという業者が出てきたらサブリースか、転売するという。
「公社が貸すか、市が買い取るか、いずれにせよ、市の損はない。これはビジネス」とは市長の弁。

そして、今後も同様のケースがあれば市は「セーフティネットとして買い取る」という計画なのだそうです。
今年度中には、同時に景観条例を用いて「都市景観地区」「地区計画」をまとめて規制・誘導をかけると、議会に説明しています。

しかし・・・
老人ホームやマンション建設云々は、「うわさ」とのこと。
そのうわさの出所も明らかにはできないという。

また建設水道常任委員会では、
滝道は景観配慮地区であるため今でも規制・誘導できるはず。今後どのようなルールをつくるのか?という質疑には、「具体ルールに乏しいので今後十分な現地調査で定める」と答えるだけで、
説得力に乏しいものでした。

いくら考えても???

しかし、無所属や自民の委員は「老人ホームができれば誰が責任を取るのか?」「前にものごとを進める」と賛成。
共産の委員は、ルール定まっておらず、価格も買い取られた価格の倍以上で提示されている、と反対しましたが、多数決で委員会可決となりました。

6日の総務では、
・買取りの是非
・買取り後の活用方策(買ってどうするのか)について議論することになっています。
(建設水道との棲み分けで、景観や用途規制、土地開発公社への資金貸付の是非については、議論しないよう、事前に釘をさされています。いわゆる「委員会の所管外のことは聞くな」というやつです。建水での議論がやや消化不良気味だったので、質問したことがいっぱいあるのですが・・・)

とにかく総務で、十分議論が尽くせるようガンバリたいと思います。