秦野市の景観行政の取り組みと足利市の農政について
委員会視察をより有意義なものににするために、まず視察先と箕面市での取り組みとの相違点などを事前にに学習し、メンバーと共有しようと、事務局や各担当課の方々の協力をいただいて約2時間あまり、勉強会を行いました。
秦野市は箕面とよく似た緑に囲まれた住宅都市で、景観を重視して建築基準、広告物の規制などに取り組んでいます。
また足利市は遊休農地対策や担い手支援などの先進市として業界誌にも取り上げられています。
最近、このような視察に先駆けた事前勉強会が少しづつ行われるようになってきました。議会改革の一環で実りのある視察を実施するためにも、このような取り組みが定着すればよいと思います。
なお、今回の建水委員会視察では当然のことながらグリーン車の使用は行わず、新大阪駅集合で原則的に公用車やタクシーなどの自宅送迎は行わないことを勉強会参加者とともに申し合わせました。ただし、体調不良の方はタクシーの利用を認めてもよいことにしました。後日、分かったのですが、結局現地集合はどういう訳か私と増田議員の2人だけになっていました。他の自公民共の議員の皆さんは体調が優れない、ということでしょうか?
財政が厳しい、厳しいと言われ、数々の市民サービスが縮小・廃止されています。
出張のために自宅まで車で送迎するなど明らかに議員特権の行使。近隣他市では廃止されているところもあります。職員に意識変革を求めると同時に我々議員みずからが世間の常識的な価値観を持たねばならないのではないでしょうか。
早朝出張ならいざ知らず、10時13分発の新幹線ですから公共交通を利用しても十分間に合うでしょう。一事が万事。議員も”前例踏襲”から脱却し、まずは「隗より始めよ」だと思います。