新成人は何思う?
気がかりだったお天気にも恵まれて、新成人であふれたメイプルポール。
今年は特に会場外のロビーやホールの表に新成人たちがあふれていて、例年より多かったように思います。
金髪で長身の(西洋の女性の)着物姿やチマチョゴリ・・・
毎年、女子の晴れ着にも色の流行があって、今年は圧倒的に赤が多かった感じです。
驚いたことに、今年はギャル系メイクの成人を多々見かけました(たまたまでしょうか?)
さて、ふっと気にかかったのは晴れ着が準備できない子は参加しなかったんだろうなぁ、とか
障碍のある新成人(手話通訳はありましたが)をほとんど見かけないなぁとか、
ついつい複雑な思いにかられてしまいました。
さて式典は、あいかわらずお決まりの来賓挨拶が長々と続き・・・
何で成人祭に、国会議員や府会議員らの挨拶が必要なのか?
まぁ、今年は卒業生の成人をお祝いするメッセージなどがあったので、少し救われましたけど。
前のほうの特等席が来賓席になっていて、新成人の席からは90度回転しステージをはさんでお見合い席のような配列になっているのですが、
できれば来賓席には”恩師”などの新成人とゆかりのある方々を中心に座っていただきたいものです。
今年も残念だったのは市議会議長のコメント。おきまりのそつのない平凡なコメントでしたが、
やはり「有権者」となった人たちに”政治参加”の意義などを訴えて欲しかったなぁ。
成人祭は市役所の若い職員さんたちが企画に加わっていると聞いています。
100%彼らの思い通りにならないのか、それとも上司への遠慮があって自主規制しているのか・・・
想像の域を出ませんが、もっともっと自由に感動的で、生涯忘れられない祭典にすることはできないのかなぁ。(若い職員さんたちは頑張ってると思うのですが)
来年はさらに、形式的な(悪く言えば選挙活動まがいの)祝辞などは減らして、
主役のための記憶に残る成人祭になればよいと思います。
また、そろそろグリーンホールでの開催に戻してもよいのではないでしょうか。