第20回「箕面市民会議 フィナーレ!」を傍聴。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

次期「箕面市総合計画」策定への提言書を1年4ヶ月かけてまとめあげた「市民会議」。
熱い思いがしみじみ伝わる最後の総括会議でした。

箕面市民会議は、昨年6月に公募市民と市役所職員の若いサポートスタッフらでスタートし、分科会、世話人会、検討チーム会議という組織構成で活動を積み上げ、次期「箕面市総合計画」への提言をまとめ上げました。
私は1~2回の傍聴と報告会に参加しただけでしたが、この24日の最後の会合を傍聴して、市民と市役所のスタッフが熱くまた大変な思いで、この1年あまりを重ねてきた光景を想像することができました。

思えば、男女協働参画推進条例の素案をつくるとき、約2年かけて公募の市民研究員(約20名)と男女協働参画課職員が一緒にを練り上げたことを思い起こされます。
当初さまざまなライフスタイルや価値観の市民が集まり「どうなるんやろ?」という不安や焦りから、終盤のラストスパートなど、何度も何度も議論を繰り返しながら少しづつ練り上げていった条例案でした。このとき、私は幸いにもオブザーバー参加という形で、立ち上げ当初からかかわることができました。一人ひとりの価値観は異なるものの、意見を交わしていくなかで、お互いにこれまでの生き方を振り返ったり、異なる考えのメンバーの思いに耳を傾けたりしながら、会を重ねるごとに、夫々がお互いを理解しながら拡散した条例案の素をまとめていく、という作業の繰り返しでした。当時の条例案に込められたみんなの思いなどが、あらためて思い出され、感慨深いものがありました。

市民会議の活動は男女協働参画推進条例素案のときより、スケールの大きなものなのですが、市民と行政が「協働」でつくり上げていく過程の大切さを再認識することができました。
男女協働参画推進条例は議会で否決され、残念な結果となりましたが、今回の市民会議の提言は、しっかりと生かせるよう、行政の手腕を期待するとともに若い職員の方々が自信と夢をもって箕面のまちづくりに専念してほしいなと、心から思います。

今後、この市民会議のメンバーの中から、次期総合計画の策定委員会議、審議会にも参加されるそうです。
節目ごとに報告会が予定されており、従来の一定の提言がまとまれば、後は行政にバトンタッチしておしまい、というパターンとは異なり画期的です!

市民会議のメンバーの方々をはじめ、今後も多くの市民のみなさんが市政に関心をもって「今後」も見守っていただきたい、いや、そうできるよう、さらに情報提供を進める必要性を感じます。
「ひとが元気、まちが元気、やまが元気~みんなでつくる「箕面のあした」~というキャッチフレーズの実現に向け、私もガンバリます(^^)/