新年の初行事である「出初式」が今年は西小で開催された。
ブラスバンドの演奏をバックに颯爽と消防署員や消防団の行進が続く。
そのあと、市長の挨拶をはじめ、様々な表彰が行なわれた。
「出初式」というと、子どもの頃の記憶では色のついた放水やはしご車の出動など”ショー的”な要素があったように思うが、箕面市の場合(他市でも同様か?)、延々と表彰などが続くため、
今日は比較的暖かいと思っていたのに1時間以上経つとさすがに足元から冷えてきて、真冬の屋外行事としてはあまりに長すぎるように感じた。
旧来型の「出初式」を期待してきた市民の方は肩透かしにあったようであるし、
身内の「出番」を見届けた人たちが途中で帰っていくなどもあり、最後まで会場にいた人の多くは市の幹部職員さんや学校関係者ほかの市にゆかりのある人、および市会議員などのように見受けられた。
せっかくの年始の行事であり、消防活動や防火に対し市民の理解を得る大切な機会であるから、もっと市民参加を増やす工夫が必要ではないかと思う。