「障害者自立支援法」を廃案、もとい!撤廃に! | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

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大阪府庁前・大アピール行動&人間の鎖(ヒューマンチェーン)に参加。
10時30分から大阪城公園の教育塔前で「障害者自立支援法を考える大阪の集い・5」が開催された。14団体から構成された実行委員会の主催。


大阪府庁前を人間の鎖で囲み、「これでは自立でけへん!大阪府は障がい者の暮らしを守れ!」とアピール行動を行なうという企画である。
午前中とはいえ、強い日差しが照りつけるなか、11時30分頃には教育塔前の広場は、「自立支援法」を撤廃させるために何とか意思表示をしたい!との切実な思いで集まった人々で埋め尽くされた。
重度の障がいをもった人々も車椅子で参加し、まさに命がけの抗議行動&要請行動を行なった。
「応益負担は憲法違反」
「自立支援ではなく、自滅支援法だ」
「通所施設に行けば工賃より高い利用料負担。あんまりだ」
「10月からの制度変更・補助金カットでグループホームが潰れてしまう」
「大阪府は市町村のサービスを支えて!」
「撤廃に向けて、粘り強くたたかいましょう!」
などなど、参加者から次々とアピールが寄せられた。そのあと、
大阪府庁前まで歩き、府庁を人間の鎖で取り囲み要請行動をおこなった。
障がい当事者やその家族、支援者ら約2,000人くらいが集まったのではないだろうか?(正確な数はわからないが、もっといたかしら?)皆、暑い中ほんとうに最後までよく頑張ったと思う。

TV局もたくさん取材に訪れており、この行動をしっかり報道して欲しかったが・・・夜のニュース番組でもほとんど取り上げられていなかったようだ。
マスコミはもっと現実をしっかり知らせるべきではないのか?

また、今後市町村の福祉課当該職員の皆さんも国・府に対し、切実な思いをぶつけていって欲しいと思う。
そして国の政策だからといって、そのまま受け入れるのではなく、自治体独自の理念に沿った施策、地域の実態に即したサービスを実施すべきである