他国の戦争に加担することは自国の平和を放棄すること。
「イラク開戦3周年に抗議
自衛隊のイラクからの撤退
在日米軍基地再編・強化反対!」
を訴える集会が扇町で行われ、中ノ島公園までパレード行進をしました。
この3月でイラク戦争開始から3年になりますが、イラクではあいかわらず占領を続ける米同盟軍と占領に抵抗する勢力との戦闘状態が続いています。イラクの民間人死者は10万人を超え、米同盟軍の死者も2400人にのぼっています。また、帰国した日本の自衛隊員の自殺者が複数に及んでいるというショッキングな新聞記事も記憶に新しいと思います。
小泉首相はようやく自衛隊をイラク・サマワから撤退させると明言しましたが、航空自衛隊はイラクでの活動拠点を従来の13空港から24空港へ増大させ、米軍等の物資や兵員の輸送体制を強化しイラク戦争に対し支持・加担しています。
今、米軍は世界的再編を進めるなかで、日本にも「自衛隊との連携強化」と「在日米軍基地の再編」をせまっています。
沖縄辺野古への新基地建設、神奈川県座間基地への米統合軍司令部移転、横須賀への原子力空母の配備、厚木基地から岩国基地への空母艦載機移転などを強行しようとしています。
アメリカ・日本政府が先日の岩国の住民投票結果を尊重するように、そして各地の住民運動に連帯し、国民のひとりひとりが意思表示をおこなっていかねばなりません。
また、憲法を改悪し「戦争ができる国」「個人の尊重より国家の統制が優先の国」づくりが行われていることについても、なんとしてもこれを止めさせていかねばなりません。
こどもたちの未来のために平和を紡ぐ行動は、わたしたち大人の責務であると思います。