常任委員会、最終日。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

総務常任員会のトピックス。

当初予算について<反対(4)、賛成(1)⇒否決

●自民党同友会・・・経常収支比率100%を超えるなど、放漫経営だ。このままいけば箕面はとんでもないことになる。市長は「市民サービスの低下」をさせたくないだけで、人気を気にしているだけだ。

(えっ?市の財政をここまでにしてしまった責任は?福祉予算をカットする前にもっとやるべきことがあるのでは?それを提起しないのは何故?)


●民主・市民クラブ・・・市長の政治家としての資質・器に問題。市長査定で見直された予算や予算の組み立てにあえて反対。

(ということは、「当初予算に反対すると市民に迷惑がかかる」からきっと修正案を提出されるのでしょう。)


●共産党・・・公共サービスをしてきたことが原因ではなく、黄色信号が出ていたにもかかわらず、開発を進めたことが、公債費の元利償還払いが膨らむ要因となった。市民にのみ負担を求めるありかたではなく、従来の大型施設建設反対、大型開発の反省が述べられてから今後のありかたを模索すべき。


●市民元気クラブ・・・自立支援法、介護保険の料金改定など市民の負担が増える。今年度の予算編成は人件費(職員給与)も削減し、必要最小限のものを残した、理事者・職員の苦労してとりくんだ汗の結晶である。


☆この4日間の委員会審議をとおして、各会派・議員の考え方がよく見えてきました。自・公・民の予算に反対されている議員のみなさんは①市長の個人的資質 ②財政難は市民サービスのカットで ③ここまで箕面市の財政を悪化させた責任については一切ふれない、ということに終始していたように思います。


さて、市民サービスのカットに至る前にまだまだやるべきことがある、と私は考えます。

◎議員の既得権益や二重給付を考え直す(出張旅費の見直し・・・グリーン車乗車を廃止、特別職の公用車廃止、競艇審議会や農業委員会などの議員報酬の撤廃ETC)

◎議員への種々の説明は全員協議会の場でおこない、職員の事務作業の合理化をはかる。

◎補助金の使途を厳しくチェック(必要・不必要を見きわめる)

◎中長期的投資であっても費用対効果のある事業については、精査・検討をおこなう、またはすでに検討されているものについては数値データを公表し、共通認識としてとりくむ。(たとえば、ゴミ処理にかかわるもの。まちづくりや商業の活性化に関する事業も年次目標数値を明確にする)


やれること、やらねばならないことは一杯あります。議員みずからが過去の定石を捨て、改革しないといけないし、自らが範を示し、今こそ市民・行政が一丸となって行財政改革とまちづくりにむけ立ち上がるときであると思います。