にじいろパレット ご案内(新) | にじいろパレット*スタッフNのブログ

にじいろパレット*スタッフNのブログ

不登校経験のある子どもを持つ母のブログです。
恵那市で生きづらさを抱えたお子さんの居場所づくり活動や親の会を行っています。

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「にじいろパレット」の新しいチラシです。

 毎週金曜日の午後1時~4時まで、恵那市共同福祉会館2階の和室でスタッフ数名がお茶とお菓子を準備してお待ちしています。
 スタッフは不登校やひきこもり経験のある子どもを持つ母親と、そのような子どもたちと関わった経験のある元学校職員です。
 「大丈夫!ひとりじゃないよ。」というキャッチフレーズのもと、来所者の方々とともに歩み、考え、活動したいという共通の思いを持ってこの居場所づくりをしています。
 
 私はスタッフの一員で、不登校経験のある娘と息子がいます。小学校時に不登校だった高校生の娘と、小学校低学年で不登校になり、今も学校の相談室と市の適応指導教室に通っている中学生の息子、そんな姉と兄を持った末娘の3人の子育てを経験中です。また、養護教諭として学校に勤務し、何人もの不登校や教室に入れないお子さんと出会う事がありました。
 いくつかの経験から、私が感じていることは子どもの「不登校」は子育ての結果ではなく、始まりだということです。子どもたちが「不登校」になったとき、私も自分の育て方が悪かったのだと自分を責めました。今では、確かに関わり方に問題があったのだと思いますが、「不登校」という形でそれに気付かせてくれた子どもたちに感謝しています。子どもたちが「不登校」になる前の私と今の私はずいぶん変わりました。子どもたちも変わってきました。「不登校」は親も子も、自分見つけの第一歩ではないでしょうか。
 ありのままの自分を受け入れてもらえる。そんな心の居場所を見つけてほしいと願っています。そして「にじいろパレット」が誰かの心の居場所になることができたらうれしいです。