私の想い。 | にじいろパレット*スタッフNのブログ

にじいろパレット*スタッフNのブログ

不登校経験のある子どもを持つ母のブログです。
恵那市で生きづらさを抱えたお子さんの居場所づくり活動や親の会を行っています。

最近の息子の様子を見ていて感じること。
 
新学期、いい調子で登校できていたのですが、このところの不調について。
 
最近の放送大学での講義やセミナーで、「自我」「超自我」、「意識」「無意識」という言葉を耳にして
改めて、うちの息子について考えることがあります。
 
おそらく、今の息子の不調は「自我」の不安定さからきているのではないかと。
 
「僕はこれでいい」と思えているときは調子が良くて、
学校にも楽しく登校できて、活動の範囲が広がっていきます。
 
今は「僕はこれではダメだ」と思っているのではないかと。
「自分はこうあるべき、こうありたい」という理想の自分であり続けたい。
周りの人から、「ダメなやつだ」と思われたくない。自分のとっている行動を周りの人はどう評価するのだろうかと心配になっている。
 
もともと、息子は「~しなければいけない」「~してはいけない」という抑えつけられる感情(これを「超自我」というのでしょうか)が強く、学校不適応になったように感じています。
先生や親に言われたこと、ルールや規則を守らなければいけないという強迫観念というか。
 
「自我」がバランスを崩してしまっているのは、
「超自我」が大きくなってしまっているから?
 
何かがきっかけで、エネルギーが低下してきたところで
今まで、休むことなく参加してきた活動に参加することが困難な状態になり
でも、継続していかなくてはいけない。していきたい。という理想の自分の姿がある。
「何で、できないんだろう」
「できなくなった自分を受け入れたくない」
「周りの人は、できなくなった自分を今まで通り受け入れてくれるだろうか」
「また、できなくなったら…」
 
たくさんの不安が彼の心の中に入り込んできているのではないかなぁ。
 
周りの私たちに何ができるのか。
 
必死に闘っている彼に
「闘わなくてもいいよ」と止めさせることではなくて
「もっと頑張れ」と励ますことでもなくて
彼が表出する苦しみを、否定せずに受け止めていくことかなぁ~。
 
苦しみは不安定な言動で表出されているような気がします。
 
最近は、ちょっとしたことで泣いたり怒ったり
家族間での暴言や人や物に当たることや、
「おかあさん、来て。」と呼びつけられることも多くて。
 
日々、対応に苦戦中です(^^;)
 
毎日、登校していることはうれしいことなんですが、
私としては、出欠席にこだわりすぎず、
自分の調子に合わせて休んだり、遅刻や早退ができるようになってくれるといいな。と。