前回のお話↓
この頃から
娘が自分のパパを気にするようになった
多分
預け先の保育所で
みんなにはパパという存在がいるのに
自分にはいないと感じたんだと思う
「リンのパパは?どこ?」
私や私の母に時々言ってくる
「パパはお仕事で遠いところにいるの。」
嘘をついた
ヨウヘイからはよく連絡がきていたけれど
正直恋愛感情はなかった
ヨウヘイ達と一緒にいると楽しいし
気を使わないので楽
だけど
ヨウヘイは私の親友マナミに相談していたみたいだった
⭐︎ヨウヘイ
「トモちゃんてモテるよね?」
⭐︎マナミ
「モテるよ。」
⭐︎ヨウヘイ
「そうだよね。俺なんて相手にされないよね。」
⭐︎マナミ
「トモのこと好きなの?」
⭐︎ヨウヘイ
「うん。トモちゃんと一緒に居られるだけで幸せって思うんだよね。それ以上は何も求めない。」
⭐︎マナミ
「子供のことは?どう考えてる?」
⭐︎ヨウヘイ
「何も考えることないでしょ。トモちゃんがいてリンがいる。当たり前の存在だよ。」
そんな話をしたと
マナミが教えてくれた
マナミは
「ヨウヘイは今までの人達とは全く違うと思うよ。今までトモのことで何度も相談受けてきたけど、リンのこともヨウヘイなら幸せにしてくれるって思った。今までの人は、トモを自分のものにしたいからリンとも仲良くしようとしてたけど、ヨウヘイは違うと思う。」
そう言って私にヨウヘイをすすめてきた
⭐︎私
「なんかさ、ヨウヘイって純粋っていうか、真っ直ぐっていうか、それはわかるんだけど…」
⭐︎マナミ
「なかなかいないよ。あんな人。逃したらもったいないと思う。べつに重く考えないでさ、軽い気持ちで付き合ってみたら?」
⭐︎私
「…うーん。ちょっと考えてみる。」
正直友達以上には思えなかったけど
ヨウヘイみたいな人を好きになれたら
幸せなのかもって思った
べつに結婚とか考えないで
ゆるく付き合っちゃえばいいかな
もうオーナーとの関係は終わらせたいし
アユムも期待できないし
何よりリンが懐いてるしね
付き合って色々知っていくうちに
好きになるってこともあるかもしれない
それに賭けて
ヨウヘイからもし告白されたら
オッケーしてみようかな
そう思った
つづき↓
全てはここから↓