気軽に相手の気持ちを知る方法
リアル対面ならではの
グループワーク
以下は、
ヒーリングアートクラブで実施した
「グループワーク」の様子です。
意図せず引いた線から「何が見えるかな?」。
描いたら次の人へお渡しして、
そこにまた違う視点で別の何かを発見していく面白さ!
何が見えるかな?
同じものを見ても、一人一人、
見え方が違うのです。
視点の違い。それが、個性。
•シンデレラが乗ったカボチャの馬車、気持ち良く飛んでいるパーマン、キュートなぴんくうさぎさん
次は、何が見えるかな?
最初は黒い線だけを無造作に。
それを観察して、一人ずつ想像力を働かせながら進めていきます。
線を書き足しても良いです。
塗り潰しても大丈夫。
前の人の描いたものに重なっても平気です。
直感で色をつけて。
•優雅に羽ばたく鶴、厳しく聳え立つ山への挑戦、そこに吹く風、マイペースに歩みを進める亀さん、お腹いっぱいな鯛からの、Fin(めでたしめでたし)
雑談も盛り上がりながらら、わいわいと。
これ親子や夫婦でやるのも良いですねー
これはスクイグル法を、グループでやってみましたバージョン。
気軽に相手の気持ちを知る方法
自分の番が回ってきた時に、
「これはどんなイメージですか?」
と前の人に質問をします。
「これは亀さんです」という答えだったら
「この亀さんはいまどんな気持ちですか?」
「鶴を羨ましく見ています」
「鶴さんを羨ましく見ながら、亀さんはこれからどんなふうに進んでいくんですか?」
「羨ましいけど、私は私、自分のペースで一歩一歩進んでいきます」
というふうに、質問を深めていきます。
答えに対して、ジャッジや分析はしなくていいのです。「おお!ステキ!」と拍手喝采です。
絵(共同作業したもの)を
真ん中においてやる意味。
それは…
コミュニケーション能力up
質問するときは「相手の世界観や気持ち」に意識を向け、それをまるっと受け入れていく練習になり、「質問力や包容力」がつきます。
答えるときは「自分のイメージや考え」を言語化して相手に伝えてまるっと受け入れてもらう練習になり、「発言力や語彙力」がつきます。
人って、関わってるようで関わってないことありますよね。
夫婦で大事なことを言わずにスルーしていたり。仕事で言いたいこと言えずにストレスたまったり。親子で気を使いすぎていたり。
「相手の気持ち」が分からないから、お世話しすぎてしまうパターン。
「相手の気持ち」を聞き出したくて、冷たくしてしまうパターン。
「相手の気持ち」を察しすぎて、距離を置くパターン。
コミュニケーションが上手くいかないパターンは様々あります。
共通してるのは、「相手の気持ち」が分からないのは「相手のせいだ」という点かもしれません。
分からないなら自分から聞こう
とはいえ、「今どんな気持ちなの!?」てのは
直接的すぎて相手も戸惑いますよね。
こういうときに活用できるのが、
色彩やアートに投影されたものの
「イメージや気持ち」なのです。
これなら気軽に相手の今の気持ちを知ることができます。
例えば、上記の「亀さん」に投影された気持ち。
優雅に羽ばたく鶴(目標)を見ながら、焦る気持ちを抑えつつ、今できることを自分のペースで一つずつやっていこう。
という気持ちを知ることができます
気持ちが分かるとホッと安心しますよね。
相手も、自分の世界観や気持ちを受け入れてもらえたら、同じようにホッとするものです。
自分もOK、周囲もOK
受け入れること、受け入れられることを繰り返していくうちに、「自分もOK、周囲もOK」になっていくことができますよ♡
「習いごと」って、ただ「教える→習う」だけじゃないといつも思うのです。
心の交流ということばが、しっくりくるのかな。
私も癒されながら、クラブ生さんから沢山のことを教えてもらえる環境。
その分ご恩返しできるように、私もお伝えできることをどんどん増やしていこう!スキルアップし続けよう!と思えます。
最近はオンラインにも慣れちゃったけど、
この「癒し体験」はリアル対面ならではですね♡
どれだけオンラインが当たり前になっても、忘れたくない感覚です。