娘が食い入る様に見ていた写真集。子育てについて考えない日は
一日たりともない。
先日、本屋さんに立ち寄りました。
行くとわくわくする『未来屋書店』。
私は本屋さん好きだからあちこち立ち寄るんですけど。
未来屋書店（イオンモールにある）
このなまえも好きだし、書棚の配置も好きなんです。
で、今回は旅本が集められた棚で発見しました、こちら。
「幸せな色を探して」三井昌志
この表紙の女の子を見た瞬間に、
娘の姿とダブった。
旅の中で出会った
カラフルな日常をきりとった
フルカラー写真集。
ページをめくるたび、
撮影地インド…
インド以外の国も少しあるのだけど
でもやっぱり
インド、インド、インド。
インドの色彩美。
ドキッとさせられる。
娘には、この国の血が通ってる。
自己主張がはっきりしてるところ
表情が豊かでコミカルなところ
周りの動きをよく観察するところ
音楽が流れるとリズムをとるところ
ぜったいぜったい、
インドの血が騒ぐんだと思うよ。
南インド•ケララにいる夫（髭マン）のパパママとは、たまにビデオコールしています。
娘は名前を呼ばれて、最初は恥ずかしそうにするけど。
しばらくしたら慣れて、手を振ってニコニコ笑う。
娘が笑っただけで、めちゃくちゃ喜んでくれて、
『Umhaaa Umhaaa 
』キスの嵐。
』キスの嵐。髭マンは、あっちにはマラヤラム語、こっちには日本語、ときどきごちゃ混ぜで忙しそうでした。笑
成長するにつれて、きっと、自分のルーツを深く知りたくなるよね。
両親どちらの国の文化も、知っておきたいと思うよね。
娘の通う保育園の理念は素晴らしくて、日本の昔からの文化や礼儀作法なども遊びながらしっかりと教えてくださいます。
だから、家では、（自由でいいよ）と密かに教えています。
だってほら、将来インド行ったときに戸惑わないようにしとかんと。
もちろんこれは、保育園の先生方がしっかりと教えてくださるからこそです。
そうでなければ、私は両方の国の文化を同時に教えなきゃって思ってしまうからっっ。
どちらが良い、わるいじゃ、なくて。
日本の礼儀作法は世界で通用しますからね。
だから日本の「接客•接遇」は、とても信頼されています。
日本のホスピタリティは世界一とも言われていますよね。
けど同時に、ストレスフルなのも事実。
自己を律しなければと思う。
そうさせられている抑圧感。
そうしてない人たちへ向かう敵意など。
ま、これも、
受動的にじゃなくて、
能動的にホスピタリティマインドを高くしたいと思っていればぜんぜん苦じゃ無いし、
むしろ人に信頼されて喜ばれることに感謝できるようになるんじゃけど。
↑この境地に至るまでが苦しい
日本の文化とは全くちがう文化、新しい価値観を知ることで「ああ、日本の文化もすばらしい」と気づくこともあるしね。
そしてどの国の文化にも、良いとこ、いやなとこ、あるでしょうね。
要するに、バランス。
心も身体も、バランス。
娘には、日本とインド、
どちらも知っていってほしいし。
きっとこの子は、
深く深く、知りたくなるでしょうね。
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