自分の「夢(ヤリタイコト)」を見つけるために、とるべきアクション①

の記事の続きです。

 

前回は「人に会いに行くこと」というのをお伝えしました。

 

しかし、これを読まれている方の中には、

こんなことを思う人がいるかもしれません。

 

「そんな時間がない」

「そもそも人脈がない」

「人と会うのが億劫だ」

 

特に、いまの自分に自信を失っている人はそう思うかもしれません。

 

そんなときにどうしたらよいか。

 

それは、

毎日、新しい行動をとることです。

 

小さなことでも良いです。

 

例えば

「コンビニで、はじめて飲むドリンクに手を出してみる」

「いつもと違うwebsiteにアクセスしてみる」

「いつもと違うメニューを頼んでみる」

「いつもと違う経路で帰ってみる」

などです。

 

自分の力で

新しいことを自分の中に取り込む習慣

をつけるのです。

 

毎日同じことを繰り返しながら、

昨日と違うことが発想できるようになるでしょうか?

 

人間のアウトプットはインプットでできています。

 

毎日、「新しい何か」

自分の中に取り入れる習慣をつけてみてください。

 

今まで3000人の自己分析とキャリアデザインをお手伝いしてきました。

 

その中で、いつもみなさんにアドバイスしていることがあります。

 

それは、

「やってきたこと」よりも

「やってしまっている」ことに

注目してください。

 

「やってきたこと」とはなにか。

それは、多くの場合

「本当はやりたくない」や「仕事だから」や「役割だから」

という感情が混ざりながら行っている。

 

・配属されたからやっている仕事

・進んだ業界で、必要なので学んだ知識や専門スキル

・年次があがったから任されているマネージメント業務

などがこれにあたります。

 

「やってしまっている」とはなにか。

こちらは、

「頼まれてないのについつい」や「仕事じゃなくても」や「自然と」

という自発的なモチベーションで行っていることが多い。

 

・組織の課題が気になって首を突っ込んで解決したくなる

・人の悩みを全力で聞いて、解決したくなる

・商品の改善提案をどうしてもしたくなる

といった、どうしてもついついやりたくなる行動のことです。

 

前者で、結果を出せることも当然あります。

転職の際の職務経歴書を書く際に、実績として語れることもあるでしょう。

 

しかし、

「信じられないパフォーマンスを出そうと思うと」

後者の行動を増やしたほうが中長期的には結果が出ます。

 

なぜなら、「やってしまっている」ことは、

自分の内側から湧き上がる情熱に身を任せて、

勝手にやってしまうことだから。

 

つまり、楽しいし、続く。

結果的に、その行動を起こせる、環境と時間さえ準備すれば、

どこまでも成長することができるし、人に貢献することもできる。

 

あなたが、「ついついやってしまっていること」は何でしょうか?

考えてみてください。

 

先日、石川県の金沢で、講演に呼んでいただきました。

詳細はこちら:就活フェス2018

 

そこで感じた、

学生にも社会人の方にも共通する。

 

とても、とても大切なことを今日は書きたいと思います。

 

そこで石川県の大学生と話す機会をいただきました。

 

そこで思ったこと。

 

「能力も才能もあるのに。もったいない。」

でした。

 

素直で、能力も高く、理解力もある。

さらには個性もあるにもかかわらず。

 

「自分に自信がない」

「地元を出たことがないので、外で働くことが考えられない」

「普通の大学生だったから、特別なことができると思っていない」

などなど、自分の可能性を制限するようなことを話してくれました。

 

なぜ、こんな状況にあるのか。

 

その答えは、次の1つに尽きると思っています。

経験値が少ないこと

です。

 

人が将来を描くプロセスは次のようなものになります。

 

なにかを経験する

それを楽しい(もしくは嫌だ)と思う

もっとそれに挑戦したい(もしくは絶対にしたくない)と思う

なので、それを続ける(もしくは2度としない)

その間に、それを続けること(もしくはしないこと)に強い感情を抱く

結果、その体験を多くの人にしてほしい(もしくはして欲しくない)と願う

その思いが、将来に向けた強い思いになる

その思いをたどっていくと、将来に挑戦したい仕事の候補になる

その思いが強ければ、強いほど、自分自身に対する自信につながる

(だって、その思いに対してい自信があるから)

結果、進路にも自信が持てて、活動的になり、結果が出る

 

やや長いプロセスですが。

これが非常に大切。

 

このプロセスが発生するための

経験をどれだけ多く積めるか。

 

これが大切です。

 

つまり、

同じルーティーンのような日々を繰り返さない。

 

・いつもとちがう道を歩いてみる

・いつもと違うメニューを頼んでみる

・いつもと違う人とランチをしてみる

・いつもと違う飲み物を飲んでみる

どんな小さなことでも良いです。

 

まずはルーティーンを抜け出し、

新しい経験を得られる行動をとること。

 

そこから始めてみてください。

 

自信がもてる、もてない。

将来に対するビジョンがある、ない。

 

その差は、能力や才能の差ではないと思うのです。

 

それは、経験の差であると思うのです。

 

金沢に向かう車内から。

もっとも転職者の多い20代。

 

20代後半に入ると、ほとんどの人が一度は、

次のようなことを考えるのではないでしょうか。

 

「もっと自分の可能性を活かせる会社があるのではないか」

「年収も福利厚生も、よりよい環境に挑みたい」

「社名でみんなから『すごい』と言われる会社に転職したい」

「もっと大きな影響力を持って社会に貢献したい」

 

そんなときに、考えて欲しいのが。

 

今の年齢。

 

同じ20代でも意味合いが違ってきます。

 

25歳前後の場合。

 

第二新卒と呼ばれる年齢です。

社会からは「やっと基礎が身についた」程度に認識されています。

 

まだ業界にも触手にも染まっていないため、

今までと全然違ったキャリアに進むことも可能です。

 

短い時間で会社を変えることを、良いこととは思っていませんが、

同じ場所にくすぶっていることが必ずしも良いこととは限りません。

 

しっかりと自分と向き合った上で「決断」するのであれば、

良いかもしれません。

 

26~28歳の場合。

 

20代も後半に差し掛かっています。

新卒で入社していれば4年目以降のキャリアを持っているはず。

 

職務経歴書に書ける「実績」がないとおかしい頃。

もし、イマイチな仕事ぶりで今日まで来てしまった場合は、

明確に書面に出てしまいます。

 

採用担当者も当然

「結果を出せなかったから転職したいのかな」

と思ってしまいます。

 

動くとしたら、

それなりにやりきってから動くことをお勧めします。

 

28歳~29歳の場合。

 

もし、次の職場が合わなかった場合、

30代前半に突入しています。

 

そこで「また転職する」のか。

よく、よく、考えてみてください。

 

僕は、このタイミングの転職は

「勝負」だと思っています。

 

結果が出るまで、その道の専門家になるまで、

こだわりぬいて頑張ってみて欲しいと思っています。

 

その先には、きっと楽しい、

エキサイティングな人生が待っていると思います。

 

30代になっても、40代になっても、

何歳になっても、歳を重ねるほどに幸福な人生を生きるために。

 

20代のキャリア選択。

 

しっかりと考え抜いた上で、

前に進んでみてください。

 

 

 

前回のブログで、自分と違う人に会いに行くことの重要性について、書かせていただきました。

 

その中でも、僕は、少しでも若いあいだに多くの出会いをすることをおすすめしています。もしこれを読んでいるのが20代であるならかなりチャンスです。

 

なぜ若い方がよいのでしょうか。

ちょっと考えてみましょう。

 

1、自分が身軽である

 

20代のあいだは、結婚や子どもといった大きなイベントが起きていない人が多い。

平日の仕事帰りも、休日も、すべての時間を自分のために使える。

もちろん、人と会うことだって自由。

 

勉強会、異業種交流会、人からの紹介、急な誘い、同窓会、、、

どんなものだって自分の意思でどんどん出ていける。

 

でも、この自由な時間はいつまでもつづくわけではない

結婚したらパートナーとのコミュニケーションをとる貴重な時間になるかもしれないし、子供ができたら一緒に過ごす時間も大切。

 

その中で、徐々に自分の意思で自由にコントロールできる時間が減っていく

気づけば、職場の人と、家族としか時間を過ごしていないことに必然になっていく。

 

2、周囲も身軽である

 

これはきみだけに限ったことではない。周囲の同世代も同様。

歳を重ねるごとに時間がなくなる。

会いたいときに会えなくなっていく

 

特に活躍している人は、仕事でもどんどん活躍するため、どんどん忙しくなる。

捕まえることが大変になるのだ。

 

つまり刺激的な人(会うべき人)ほど、

年齢を重ねると出会えなくなっていく。

 

若いときにガンガン出会っておくべきなのだ。

お互いに時間があるので。

 

3、自分の方向性を修正しやすい

 

30代、40代と、人は自分の価値観を変えづらくなっていく。

何歳になっても、もちろん変わっていけるけど、

生きる時間が長くなればなるほど「自分」の考えが完成していく。

 

思い返してみれば分かるはずだ。

小学生より、中学生。

中学生より、高校生。

高校生より、大学生。

自分の考えや価値観は固まっていったはず。

 

一定以上の年齢になると、

外部の考え方を柔軟に取り込むことが少しずつ難しくなっていくのだ。

 

 

さあ、今からノートとペンを準備しよう。

そして、そこに会いたい人をなぐり書きしてみよう。

 

10分で10人。

具体的な名前でも良いし、〇〇業界の人などでも良い。

今の自分に必要な出会いを言語化してみよう。

 

そして、電話かメールか、会合への参加表明をする。

早速アポイントを取り始めてみよう。

 

その出会いが、

きっと、

未来の可能性を広げてくれます。

 

 

 

 

こんなことを思う方、いないでしょうか。

 

「夢が見つからない」

「ヤリタイコトが分からない」

「今の仕事に不満はないが、それも不満」

「同じ毎日に飽きている。もっと何かに挑戦したい」

 

キャリアにおいて、ほとんどの人が思うことだと思います。

特に20代中盤頃になると、こういった悩みが増えてきます。

 

仕事にも慣れてきて、

フと立ち止まりたくなるときです。

 

そんなときに多くの人が、

どうすれば「夢」や「ヤリタイコト」が見つかるのか、、

悩み、迷い始めます。

 

スタバなどでノートに自分の考えをまとめることも有効です。

書籍などからヒントを得ることもとても有効です。

 

しかし、それだけでは足りません

 

決定的に必要なのは

「自分とまったく違う生き方をしている人に会いに行くこと」

です。

 

その理由は、

自分と違う人との交流を通して、

自分の本心に気づくことができるからです。

 

僕がいままで3000人をキャリアコーチングしてきて思うことの1つに、

ほとんどの人が自分と似ている人の中で生活をしていることです。

 

それは当然で、企業で働いている人は特に、

・同じような学歴

・同じようなキャラクター

・同じような仕事観

を持っている人が集められています。

 

そこでさらに似た人に育てられていきます。

例えば、

・企業文化への適応

・企業が掲げる目標への適応

・企業の期待する自分像への適応

など、人事評価や、規則の中で徐々に均質化していくケースが多い。

 

その中で、毎日「似た人」と会話をしていると、

新しい発想や、今までとまったく違うビジョンは出てきません。

 

なぜなら、似た人同士が喋っているので、

似たような考えしか出てこないからです。

 

そのために、

「自分とまったく違う生き方をしている人に会いに行くこと」

が求められるのです。

 

違う生き方をしている人との対話は、

自分が「そういうもんだ」と思い込んできた常識を打ち破るヒントに溢れています。

 

例えば、海外旅行に行くことによって、

日本の素晴らしさや、欠点に気づけるように。

 

自分と異なるものと触れ合うことによって、

自分の大切なものや、捨てるべきものに気付くことができるのです。

 

その先に

「夢」や「ヤリタイコト」が見えてくることが多いです。

 

たとえば、直近1ヶ月。

何人の新たな出会いがありましたか?

 

まずは、人と会いに行くことからはじめてはいかがですか?

 

 

 

先日、News Picks 様に取材をしていただきました。

 

「インターン選考落ち組」「出遅れ組」の巻き返し方

3/1に新卒採用の情報解禁に伴い、大学生がどのように動くべきなのか。

コメントをさせていただきました。

 

取材をしてくださった方は、

以前、我究館の創業者 故 杉村を取材してくださったこともあり、

ご依頼頂いたご縁に特別な思いを持っております。

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

前回の記事で「自信を持つ」ことの重要性について書きました。

 

なので、今回は、

「どうしたら自信を持つことができるのか」

について書いてみたいと思います。

 

ポイントは、

「大きな挑戦をしないこと」

です。

 

多くの人は自信をつけようと思うと次のようなことを考えます。

「TOEICで900点を目指そう」

「年内に10キロダイエット」

「〇〇に転職して周囲を驚かせる」

「〇〇に留学してMBAをとる」

などなど。

 

つまり「大きな目標を立てて」「大きな挑戦」をしようとするのです。

 

しかし、これが大きな落とし穴。

 

多くの人は「大きな挑戦」をすると失敗する機会が増える

失敗を続けている間に、自分に自信がなくなってしまうのです。

 

そしてこんなことを心でつぶやいてしまいます。

「やっぱり、続かない、、」

「能力がないのではないか」

「意志が弱い自分が情けない」

 

自分を信じられない機会が増えていくのです。

 

そうでなく、

小さな挑戦をして、小さな勝利を、

自分にプレゼントし続けることが大事です。

 

例えば、

「いつもより5分多く勉強してみる」

「いつもより1時間早く出社してみる」

「いつもより1回粘って提案してみる」

「いうつもより500円節約してみる」

 

一見すると、大したことのない挑戦ですが、

この小さな「成功体験」「毎日」自分にプレゼントするのです。

 

この小さな積み重ねが、自分を信じる大きな力になるのです。

 

いままで3000人をコーチングしてきて確信しています。

まずは1週間。毎日。

自分に小さな挑戦をしてみてください。

 

自分の中で、確実に何かが変わり始めるのを感じるはずです。

 

我究館を通して、今まで3000人をこえる方のキャリアのお手伝いをしてきました。

 
 
その中でも転職を検討している方と話しているときに、
一番最初に確認する、非常に重要な1つのポイントがあります。
 
 
この1点が、
転職活動の「成功」と「失敗」を
大きく分けるからです。
 
 
それは、何か。
 
 
それは、
「今」、自分に自信があるかどうか
です。
 
 
今まで働いてきた企業名でも、
学歴でも、語学力でもありません。
 
 
 
「今」、自分に自信があるかどうか
です。
 
自分に自信がない人は、転職に失敗します。
自分に自信がある人は、転職に成功します。
 
 
それはなぜでしょうか。
 
 
今の自分に自信がない人は、こんな思考のループにはまります
 
「俺(私)なんて全然だめだ」
「過去を振り返っても、だめなことばっかりだった」
「うまくいくことがあっても、それはまぐれや、周囲のレベルが低かっただけ」
「今までも、今も俺はだめだ」
「ということはこれからもだめだ」
「何とか転職したいけど、、、PRできる気がしない」
 
・・・と、なってしまうのです。
 
これでは、気持ちのこもった書類作成や、面接対策ができません。
なにより未来に期待が持てていないので、志望企業すら見つけられません。
 
一方で自信がある人は次のような思考になります
 
「今の自分は良い状態だ」
「過去を振り返ると失敗もいっぱいあったけど、
それがすべて今の自分の糧になっている」
「これからも失敗をたくさんするだろうけど、
それでも絶対に自分は成長できるはずだ」
「もっと素晴らしい未来が待っている」
「その未来を見つけるために転職しよう!」
 
・・・となります。
 
このループだと、自己PRも志望動機も前向きに書けます。
未来に期待しているので、志望企業選定も楽しんでやれるのです。
 
 
いままで転職活動に失敗してきた方で、
この「自信」をしっかりと取り戻してから転職活動を再開し、
驚くような結果を出してきた人を我究館で、本当に何人も見てきました。
 
 
もし、これを読んでいる方で、
「今、自分に自信ないな」と思っているとしたら要注意です。
 
まずは、
「どうしたら、自信を取り戻すことができるか」
そこから考えてみてください。
 
 
次回は、私が思う「自信を取り戻す方法」について、
アップしていきたいと思います。
 
 
 
我究館のエントランス風景
 

ブログを開設しました。

これから「20代のキャリア」をテーマに、日々考えていることを、

不定期で書いていきたいと思います。

 

今回は、始めようと思った理由から。

 

+++

 

僕は、我究館というキャリアデザインスクールを通して、

7年間3000人を超える20代の方たちと、1万時間以上の対話を重ねてきました。

 

その中で、確信を持って言えること。

 

それは、

人の人生は「20代で大部分が決まる」ということ。

 

もちろん、30代、40代、50代に人だって可能性は無限。

何歳だって、どんなものにだってなれる。

これは間違いなく真実だと信じています。

 

今まで、我究館で、

30代や40代の奇跡のようなキャリアチェンジや成功はいくつも経験させていただきました。

 

しかし、「何歳になっても変われる」という言葉が、

「20代は準備期間」や「まだ頑張らなくてもよい」という

誤解を生んでいるようにも思うのです。

 

「それは、違う」

と思うのです。

 

30代になると、守るものが増える。

パートナー、子供、家。

身動きがとりづらくなる人が多いのが現実。

 

ある調査では、20代で人生の80%が決まるという結果も出ているそうです。

 

より可能性を広げることができる20代を無駄にしてほしくない。

もっと頑張れること、もっと挑戦できることに邁進してほしい。

 

「大切な20代」を僕はみなさんに謳歌してほしい。

 

そのために、このブログを開設しました。

 

僕が我究館で受講生のみなさんにお伝えしていることを、

大変僭越ではありますがこの場を借りて発信したいと思います。

 

それでは、このブログを通して、

読者のみなさんと人生の大海原を航海できるのを楽しみにしています!

 

我究館 館長

熊谷智宏

 

我究館のオフィスから見える景色、