川前(かわまえ)駅は、JR東日本 磐越東線の駅です。
青いトタン張りの切妻屋根に、白く塗られた壁は一部に土壁に漆喰、軒下と腰壁は縦羽目板張りになっています。
昨年の2017年(平成29年)に開業100周年を迎えましたが、その直後に開業当時の駅舎は残念ながら解体されてしまい、簡易駅舎となってしまいました。
福島県いわき市川前町川前字中ノ萱
1917年(大正6年)10月10日開業
▼駅舎全景。
▼旧国鉄磐越東線の標準型駅舎?だったようです。
▼正面の駅名板。
旧国鉄時代からの物でしょうか。
▼駅舎竣工から100年。
大正、昭和、平成と時代の移り変わりを見てきた駅舎も残念ながら、その姿を消しました。
▼誰か掃除をしてくれていたのでしょうか、待合室は広く、明るく、とても清潔でした。
▼駅ノートがありましたので、毎度のことながら一筆献上させていただきました。
▼一体、開業からどれくらいの人がここを通り過ぎたのでしょうか。
開業当初は、着物姿の方が多かったに違いありません。
▼ホームへは、階段を昇って行きます。
▼そして、さらに行内踏切を渡ります。
▼ホームは、島式1面2線です。
ホームが駅舎から離れているので、ホーム上に待合室があります。
▼駅名標。
▼ホーム上の待合室内の様子。
この待合室は、現在も残っているようです。
▼長編成に対応してきたホームも、現在は短い2~4両編成の列車しか停車しません。