木造駅舎探訪240 ~山本駅(JR九州 唐津線)~ | 駅旅の鉄人(てつじん・てつびと)

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駅舎、時々、駅弁です。
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山本(やまもと)駅は、JR九州 唐津線の駅です。
瓦葺切妻屋根に、壁は漆喰白壁、切妻部分は押縁下見板張りで、大きな付け庇が特徴です。
最初は、唐津興業鉄道として開業し、後に国有化され国鉄になり現在の駅舎が竣工されたようです。
唐津線と筑肥線の分岐駅で、所属路線は唐津線ですが、筑肥線の起点駅でもあります。

佐賀県唐津市山本
1898年(明治31年)12月1日開業

▼駅舎全景。
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▼正面の駅名板。
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 ▼無人駅ですが、駅舎の管理が行き届いており、駅舎の状態は良好です。
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  ▼よーく軒裏を見ると、この先まだまだ現役で行けますね。
  20160730d ▼建物財産標がありました。
「鉄 本屋建第1号 山本駅本屋 大正1.10.4」と記されています。
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▼駅舎の出入口の扉のレールが何と石で出来ています。
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▼窓口は閉鎖され、板で塞がれています。
待合室は広く、清潔です。
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▼嬉しいことに窓枠も木製。
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▼大正元年に竣工された駅舎は、今年で90年。
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▼ホームは、単式、島式2面3線です。
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▼駅名標。
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▼ホームは長く、ホームと駅舎は構内踏切で連絡します。
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▼1971年(昭和46年)に岸嶽支線が廃止になる前は、石炭輸送や交通の要衝として更にもう一つ島式ホームがありましたが、現在は接続機能も唐津駅へと移され、往時の賑わいはありません。
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