西大山(にしおおやま)駅は、JR九州 指宿枕崎線の駅です。
2003年(平成15年)に沖縄の沖縄都市モノレール(ゆいレール)が開通するまでは、日本最南端の駅でしたが、現在はJR最南端の駅です。
ホーム前には広大な畑が広がり、開聞岳の雄大な姿を眺望できます。
以前は、駅舎は無く、単式ホームと日本最南端の標しか無い駅で、周辺も漬物工場しかなかったのですが、ここ数年で観光地化されました。
駅前も広場や駐車場、休憩所が整備され、漬物工場の敷地内には、観光案内所、売店や食堂も営業しています。
ひっきりなしに観光タクシーや大型観光バスが寄り、団体客がどっと来ては、ワイワイ・ガヤガヤと大騒ぎして写真をカシャカシ撮り、さっと去っていきます。
最近では、某アジアの爆買いの国の団体さんが列車で来て、待っていた観光バスで次の観光地へ行くようなツアーもあるようです。
列車で到達するのは、列車本数が少なく困難ですが、もはや秘境駅ではなくなってしまった感じです。
鹿児島県指宿市山川大山
1960年(昭和35年)3月22日開業
▼ホーム端にある「JR日本最南端の駅」の標と開聞岳。
▼駅名標(その1)。▼駅名標(その2)。
▼さらには、JRの最も東西南北にある駅の案内板もあります。
北緯31度11分は、上海(中国)やアレクサンドリア(エジプト)等と同じ緯度なんですね。
▼ホームは、単式1面1線です。
▼駅前には、観光案内板が掲示されています。
西大山駅は、薩摩半島の南端にあります。
▼駅前は、綺麗に整備されています。
「幸せの鐘」や「幸せを届ける黄色いポスト」なる物があり、観光地化されてしまっています。
▼「幸せを届ける黄色いポスト」の黄色は、この地域に多く咲く菜の花の色から黄色にしたそうです。
わざわざ、ここから手紙を出す人がいるのでしょうか。。。
▼元々、駅周辺にはホーム奥に見える、漬物工場しかなかったようです。
▼ご覧のように、駅前は整備され、舗装された駐車場や休憩所、漬物工場の敷地には売店・食堂まであります。
▼この景色だけだったら最高なんですけどね。
ベンチでのんびり、次の列車を待つ。。。贅沢な時間です。
▼駅ノートがありました。
ここでも一筆献上させていただきました。