大嵐(おおぞれ)駅は、JR東海 飯田線の駅です。
駅舎は、東京駅を模しているそうです。
待合室は、「みんなの休む処」と名付けられています。
周囲を山々で囲まれているこの駅の利用者は、1日約30人ほどです。
利用者は、近くを流れる天竜川の対岸にある愛知県からが殆どです。
なぜ、このような山奥の辺鄙な場所で利用者の少ない駅がミニ東京駅なのか???
実は、駅舎を建設したのは天竜川の対岸にある愛知県の旧富山村(現在は合併して豊根村)。
日本一の東京駅と日本一人口の少ない当時の旧富山村との「日本一」繋がりという、かなり無理がある理由だそうです。
静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家
1937年(昭和11年)12月29日開業
▼駅舎全景。
▼正面に掲げられている駅名板。
少々控えめですね。
▼「みんなの休む処」と名付けられている待合室。立派な造りなので、待ち時間を快適に過ごせます。
▼駅ノートがありました。
一筆書かさせていただきました。
▼この周辺は、熊が出るそうです。
駅の利用者は、愛知県の集落に住む人や愛知県側の登山客が殆どなので、静岡県の駅なのに愛知県の豊根村からの注意や愛知県警の注意喚起が掲示されていました。
▼待合室を通らなくてもこちらの通路を通れば、ホームへ行けます。
▼ホーム側から見た駅舎。
▼ホームへは、構内踏切を渡ります。
▼水窪方面にある「大原トンネル」は、飯田線最長の5,036m。
▼駅名標。
▼ホームは、島式1面2線です。
使用されていない側線があります。
▼駅前に民家が1軒ありますが、空き家のようでした。
▼離れた場所からこの民家を見ると崖の上に建っていることが分かります。
▼更に進むと天竜川を渡る「鷹巣橋」という吊橋があります。
▼水窪方面にある「大原トンネル」は、飯田線最長の5,036m。
▼駅名標。
▼ホームは、島式1面2線です。
使用されていない側線があります。
▼駅前に民家が1軒ありますが、空き家のようでした。
▼離れた場所からこの民家を見ると崖の上に建っていることが分かります。
▼更に進むと天竜川を渡る「鷹巣橋」という吊橋があります。
この橋の向こうは、愛知県です。
▼駅のある橋の手前は、静岡県。▼吊橋を渡ってみます。
▼吊橋の中央から見る天竜川の緩やかな流れ。
この辺りが静岡県と愛知県の県境線か???
▼橋を渡ると、そこは愛知県。豊根村は、愛知県で一番人口の少ない自治体です。
▼愛知県側から見た大嵐駅。
吊橋の右側に見えるのが大嵐駅です。