名駅舎33 ~宮地駅(JR九州 豊肥本線)~ | 駅旅の鉄人(てつじん・てつびと)

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駅舎、時々、駅弁です。
よろしくお願いします。

宮地(みやじ)駅は、JR九州 豊肥本線の駅です。

瓦葺の切妻屋根の駅舎だけを見ると、この地方における標準型駅舎ですが、その上に載せたように鮮やかな大和棟の赤い大屋根が目を惹きます。

これは、近くにある阿蘇神社を模したものではなく、神社に因んで寺社風の大屋根にしたそうです。

残念ながら今回の熊本地震で、阿蘇神社は重要文化財である楼門をはじめ、本殿や神殿が倒壊してしまいました。


熊本県阿蘇市一の宮町宮地

1918年(大正7年)1月25日開業


▼駅舎全景。

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▼正面の駅名板や注連縄、車寄せの支柱だけを見ると神社のようです。
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▼正面の駅名板。
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▼神聖な気持ちで注連縄をくぐり、駅舎へ入ります。
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▼車寄せの梁と支柱が鳥居のようです。
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▼屋根の支柱は、少し変わった形で固定されています。
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▼妻側から見ると、瓦屋根の上に大屋根が載っているのがよく分かります。

こちら側は、駅事務室や休憩室です。

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▼大屋根の妻側には、4個の縦窓があります。
こちら側の駅舎は、展示スペースとして活用されています。
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▼大屋根の切妻側には装飾窓があります。
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▼待合室は、広いです。
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▼待合室の天井には、規則的に梁並んでいます。
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▼待合室の一角が、豊肥本線災害復旧資料館。
熊本地震で路盤が流出してしまったので、今回の地震も今後展示されるのでしょう。
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▼グニャリと曲がった線路も展示されています。
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▼駅舎側からホームを見たところ。

以前は、こちらもホームとして使用されていたと推察されます。

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▼ホーム側から駅舎を見たところ。
駅舎と島式ホームは、構内踏切で連絡します。
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▼ホームは、島式1面1線です。
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▼転車台が残されています。
SLあそBOYが廃止されてから使用されていないみたいです。
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▼駅名標。
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▼ホーム側から駅舎を見ても、その立派さが分かります。
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