鹿ノ谷(しかのたに)駅は、JR北海道 石勝線夕張支線の駅です。
青いトタン葺の切妻屋根に石膏ボードで覆われた無機質な壁の駅舎は、栄えていた頃から寂れてしまった現在までを静かに見守ってきました。
今では単線となってしまった駅構内も、かつて夕張は炭坑で栄え、石炭を輸送する貨物列車の車両区、保線区や夕張鉄道などで、広大な敷地がありました。
その跡も現在では草木が生い茂り、多くの炭坑関係者の住民で賑やかだった頃が想像つきません。
北海道夕張市鹿の谷
1901年(明治34年)12月1日開業
▼駅舎全景。
▼壁は石膏ボードで覆われていますが、妻側を見るとツギハギですね。
▼待合室内は、広いのですが、とても殺風景です。
▼夕張駅方面に跨線橋があります。
▼駅名標。
▼ホームは、単式1面1線。
かつては、広い構内に側線や夕張鉄道のホーム等がありましたが、現在は草に覆われています。
▼珍しい場所で建物財産標を発見。
ホーム側の柱に張り付けてありました。
▼建物財産標には「鉄 本屋 1号 昭和10年2月21日」と記されています。▼駅前には民家が数軒ありますが、人影はありません。
▼跨線橋から駅舎を見た様子。
写真左側の草が生い茂っている辺りは、側線や夕張鉄道のホームがありました。
列車が去り、静寂が訪れると、炭坑が栄えていた当時の面影は感じられません。
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