日光(にっこう)駅は、JR東日本 日光線の終着駅です。
駅舎は、瓦葺寄棟屋根の木造2階建、豪勢な白亜のネオルネッサンス様式で貴婦人と呼ばれています。
大正天皇がご利用になられた貴賓室も残されており、当時の建築技術の粋を集めた最高傑作です。
また、世界遺産の東照宮等、日光の寺社の玄関口にふさわしい駅舎として、1997年(平成9年)に関東の駅百選に認定されています。
栃木県日光市相生町
1890年(明治23年)8月1日開業
駅舎全景。
玄関には、鳴龍が再現されています。
この下で手を叩くと龍が鳴き(響き)ます。
現在はギャラリーとして開放されています。
座繰りの装飾が見事です。
大正レトロをモチーフに駅全体をリニューアルしています。
ホームにドアがある貴賓室。
室内は覗けませんでした。
建物財産標には「鉄 本屋1号 大正1年10月 日」と記されています。
駅名標(その1)。
駅名標(その2)。
ホームは、単式、島式の2面2線です。
上屋も立派です。
島式ホームから駅舎を望む。彼方には日光の御神山である男体山が望めます。
正面向かって左側には、駅長室があります。
その屋根の上にはドーマー窓もあります。
縦長の格子窓が上品さを演出しています。
日本を代表する木造駅舎として、これからもたくさんの観光客に利用される事でしょう。
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