ご訪問ありがとうございます。不妊治療て授かった息子と双子(一卵性)の娘を育ててます。
息子(K) 5歳4ヶ月
娘たち(Y&A) 0歳5ヶ月
現在育休中。2022年4月復帰予定です


離乳食6日目

あたまの形外来 リハビリ編
受診の経緯


PTさん「賭けは賭けですねぇ。6ヶ月以後でヘルメット療法を始めた子は効果は出にくいというデータもあるので」
と言われました。
今、双子は5ヶ月。確かにあまり猶予はなさそうです。でも、親子にとって負担の大きい治療なので、今の情報ですぐには決められないです。
そういった気持ちをお話しして
について全くクリアにならない以上は決めかねていることを話し、もし情報があれば欲しいとお願いしました。
真剣に聞いてくださいました。
リハビリで改善する子は大体1ヶ月で改善してくるとのこと。
また、長頭斜頭の方が短頭の斜頭より治りやすいとのこと。(Yは図から見る限り長頭斜頭と思われます)
アイメットのホームページから
ヘルメット療法とリハビリでは精度が違い、ヘルメット療法の方が改善が得られたという文献があるとのこと。
何をもって「改善」とするのかが難しい
とおっしゃってました。
PTさん「頭のかたちは主観的なことなので、データ的に改善しても親御さんが変わっていないと満足されていないならそれは改善とはいえないですし、そもそも何センチ改善したらよくなったといえるのか難しいので」
データが改善しても保護者が満足できなければ改善したといえないと思う
データにしてもどこで切るのか…という問題がある
この歯切れの悪さにむしろ、誠実で信頼のおける方だなと思いました。そして勉強されてるんだなと感じました。
多分、このPTさんは斜頭の治療について文献を読んで勉強していそうだなと会話から感じました。
なので思い切って文献をお持ちならコピーさせていただくか、文献名を教えていただきたいとお願いしました。
「あるにはあるのですが専門的なので難しいと思います。」と言われましたが「実は私、看護師なんです」と明かしたら、なんと
PT「それなら、もちろんさしあげます。仲間が持ってるものもあるし、まとまってないのでお時間いただけますか❓ご自宅が遠いようなので郵送いたします‼️」
とおっしゃってくださいました
めちゃくちゃありがたい。
職業を明かした後は向こうも遠慮がなくなり、バイアスが…とかアウトカムが…とかちょっとマニアックな話で盛り上がり…
病院のリハビリのみの介入での斜頭の改善はいかほどかと聞いてみたら保険点数の加減で初診1回しかリハビリできないのでデータが取れないと残念そうに話されていました。
久々に同業系の会話ができて楽しかったです。
最近は医学論文なんてとんと遠ざかってますが、私もやりはじめたらそれなりにマニアックなタイプなので「突き詰めるのが好きなタイプなんだろうな」とシンパシーを感じました。
そしてコメディカルが文献を気軽に読んで仕事に活かせる環境はとても羨ましいなと思いました。
勤務先はちっちゃい病院なのでコメディカルが文献を気軽に得られる環境じゃなく、仕事内容的にも論文に触れる機会はほぼなく…アカデミックな世界とは遠ざかってます💧
でも刺激を受けて勉強したいなって改めて思いました。
欲しかった以上の答えが得られてすっきり。いい人に巡り会えてよかったです。
すっきりしたところで次に取るべき行動を考えました。
- 今の状態で今日「ヘルメット療法します」とはやはりいえない。
- もう少し、寄り添って医学的にアドバイスしてくださるドクターの話を聞いてみたい
- また、PTさんが文献をくださるそうなので自分でも勉強してみたい
- リハビリでの改善にかけてみたいとの思いもある
とりあえず、時間的な猶予はあまりないが6ヶ月開始なら間に合いそうなので、
まずはリハビリ(うつ伏せ強化)で様子をみつつ違うドクターの外来を受診する
ことに決めました。
外来紹介を書いていらしたドクターは文章から見る限りはいい感じだったのでそのドクターにかかりたいなぁと思いました(別曜日で外来をされてるようなので)。
小児科受付にその旨を話したら
「●●先生は初診は受け付けていません」
とのこと
そして次回予約は予約が混み合ってて1ヶ月先で今回と同じドクターの予約しか取れないとのこと
頭のかたち外来は小児脳外科の外来を受診してヘルメット療法をすると決めてからしか受診できないので最短でさらにその1週間後
「ドクターから時間的猶予がないって言われちゃったんですけど…」と受付に食い下がると、予約外でも受診できるけど待ち時間がかなりかかると言われました。
もういいや、再診だし別曜日で別ドクターでも待つなら診てくれるんでしょ‼️と思って「なら待ち時間覚悟で予約外で来ます」と伝えたら、受付からドクターへ確認しに行かれ
受付「ドクターに確認したら命に関わることじゃないから、予約外受診はしないでほしいそうです。ヘルメット療法自体は7ヶ月でも開始できるとので予約通りにきてください。最短でいけるヘルメット着用の外来日(外来予約から1週間後)も押さえておきますので」
と言われたので、とりあえず予約だけ取って帰ってきました。
ドクターショッピングは好きじゃないし、計測データを比較するなら同じ病院がよいのだと思います。でも、同じドクターで1ヶ月後になり、さらにヘルメット着用するならさらに1週後…💧
もうひとつ受診候補に挙げていた(外来曜日と距離から選ばなかった)病院へ電話で受診相談をしたところ、2週間ちょっと後に予約が取れるとのことでした。そして予約を取ってくれました
(これ、実は大病院にしたらかなりの良心的対応。普通は『病院から地域連携通して予約して』と言われ個人の予約は受け付けてない場合が多いので)
外来のナースさんの感じもよかったので遠いし夫の出社曜日しか外来がやってないので有給取得が必要(もしくは私が片道1時間半の電車通院を頑張ることが必要)ですが、この際、頑張ろうと思いました。
そして、こないだかかりつけで紹介状をもらってきました。
その後、論文が郵送で届きました。
(こないだのブログで書いたやつ)
コクランライブラリーのアブストラクト1つとリハビリ雑誌と小児科雑誌の論文1本ずつ。
とりあえず、コクランライブラリーのアブストラクトと論文1本は読み終えました。あと1本。
英語苦手やけど後1本やし来週月曜の受診までにはなんとかいけそうな気がしてきました。
後悔のない選択をしたいし頑張ろう