ボリショイバレエ「スパスタクス 」を鑑賞してきました。
「スパルタクス」は日本では10年ぶりの上演。
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2012年1月31日(火) 6:30p.m.~9:35p.m. 東京文化会館
「スパルタクス」
音楽 : アラム・ハチャトゥリアン
振付 : ユーリー・グリゴローヴィチ
美術 : シモン・ヴィルサラーゼ
音楽監督・共同制作 : ゲンナージー・ロジェストヴェンスキー
指揮 : パーヴェル・ソローキン
管弦楽 : ボリショイ劇場管弦楽団
スパルタクス(剣奴、反乱の指導者) : イワン・ワシーリエフ
(ミハイロフスキー劇場プリンシパル・ダンサー)
クラッスス (ローマ軍の司令官) : アレクサンドル・ヴォルチコフ
フリーギア(スパルタクスの妻) : スヴェトラーナ・ルンキナ
エギナ(娼婦、クラッススの愛人) : エカテリーナ・シプーリナ
剣奴 : アントン・サーヴィチェフ
道化役者たち : チナーラ・アリザーデ、アンナ・オークネワ、マリーヤ・ヴィノグラードワ、
マリーヤ・ジャルコワ、ヤニーナ・パリエンコ、アンナ・レベツカヤ、バティール・アナドゥルディーエフ、
アレクセイ・マトラホフ、エゴール・シャルコフ、アレクサンドル・プシェニツィン
3人の羊飼いたち : ディミトリ・ザグレービン、デニス・メドヴェージェフ、アレクサンドル・スモリャニノフ
4人の羊飼いたち : アレクサンドル・ヴォドペトフ、エフゲニー・ゴロヴィン、
ウラディスラフ・ラントラートフ、デニス・ロヂキン
羊飼いの女性たち : スヴェトラーナ・パヴロワ、ダリーヤ・コフロワ、ジュ・ユン・ベ、
クセーニャ・プチョルキナ、ユリア・ルンキナ
娼婦たち : アンナ・レベツカヤ、アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ、マリーヤ・ジャルコワ、
アンナ・オークネワ、ユリア・グレベンシコーワ、クリスティーナ・カラショーワ、ヤニーナ・パリエンコ
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昨年末、ボリショイから惜しまれつつもミハイロフスキー劇場に移籍したイワン・ワシーリエフ。
彼の超絶技巧と役柄の表現力がいかんなく発揮された舞台でした。
スパルタクスはワシーリエフに適役ですね。
彼の跳躍には本当に驚くばかりでした。
そして、美しく可憐なフリーギア役のルンキナ。
エギナ役のアラシュは、しなやかで妖艶なエギナを魅せてくれて、役作りが素晴らしかった!
力強いクラッススがピッタリだったヴォルチコフ。
この日のキャスト、本当に素晴らしかった!
「スパルタクス」はなんといっても、勇ましい男たちが魅力の舞台。
骨太男子の鍛え抜かれた体躯は肉厚で大迫力。
この演目はやはりボリショイにしかできないなと感じます。
いままでバレエを観てきた中でも、上位を争う素晴らしさでした。
いつも思うことは、舞台は一期一会。
観に行くことができてヨカッタ!