ダイエットの季節
夏を間近に控え、
水着が店頭に並び始めた今日この頃。
鏡と全身にらめっこしたり、
体重観察の日々が始まる時期でもあります。
ダイエットといえば、
○○は効果があった！！！
というものはありますか？
リンゴに寒天、お酢に、納豆ダイエット、
ビリーズブートキャンプにライザップ？
数えてみると、出てくる出てくる。。
ドカーンっとブームになりますが、
いつの間にかシュシュシュ～っと勢いが消えていく…
打ち上げ花火のよう
面白いもので、
一日1食にしたら痩せられるよ！という声もあれば、
一日6食にすることで、脂肪がつきにくくなるんだよ！という声もあり…
一体、どっちを信じるべきなんだ？！
となりますが、
人それぞれに体質も、食べる量も違いますし
一概に「○○がベスト！」とはいえないものですね
さて、ドイツではどんなダイエットがあるのでしょう?
本屋さんにいってみると様々なメソッド本が！
では、ここで「ドイツのダイエット事情 in 2020」をいくつかご紹介♪
・16：8 インターミテントファスティングダイエット
16時間断食、その後8時間内に食事する。
食事時間を制限することで、1日の摂取カロリーが減り、断食することで新陳代謝が向上し、痩せやすくなるといわれている。
その他に、免疫力向上、抗老化作用、心臓病予防、血糖値を下げるなど、様々な健康メリットがあるという声も。
・Sirtfoodダイエット
イギリスで誕生したサートフードダイエット。
長生き、老化防止、脂肪燃焼などを促すサーチュイン遺伝子を活性化させる食材を中心に食べる。
(例 オリーブ、緑茶、ダークチョコ、玉ねぎなど)
食事制限の規制があまりないので、ストレスがたまりにくく、リバウンドしにくいとのこと。
そして、最近よく聞くのは
・Eat clean/ Clean Eating ダイエット
自然界で手に入る食材(野菜、果物、全粒穀物、ナッツなど) を、
なるべく無添加や未加工の状態で摂取する、
皮ごと食べるなど、
体に優しく、食材の持つ本来の美味しさを大切にする食事法。
ドイツのダイエットは
「痩せる」ことに焦点を置くというよりかは、
この方法を取り入れると体内はどう変わるのか、という論理的な事を踏まえたうえで、
その調理法を学び、レシピを生活に取り入れる。
ライフスタイルを通して、
体質改善をしていくための「食事法」が中心となっているようです。
ダイエット。
何のためにするのでしょう?
どうしても着たい、あの服が似合う自分になるために！
健康的な適性体重に戻すため！
前向きな目的があるならば、
そのゴールに向かって取り組む一日一日は
とても有意義であり、活力が溢れます。
しかし、もしもその目的が、
周りとの比較からくるものや、自分を卑下したり、
コンプレックスから生まれたものならば…
そのダイエットに終止符を打つ日はいつ来るのでしょうか。
いつになったら、握った鞭を手放せる？
いつになったら自分にご褒美を与えてあげられる？
いつになったら自分の身体を優しく抱きしめてあげられる？
それを知っているのは、
ジムのトレーナーでもなく、
大好きな彼でもなく、
自分の心でしかありません。
つねると伸びる柔らかいお肉も、なんだか物足りなく感じるパーツも、
そのままの自分を、
ありのままの自分を受け入れ、
「これが私」
と、認めることができたなら、
きっとその日の自分が一番美しい。
身体は、起きてる時も寝ているときも、
休みなく一生懸命働いてくれている。
エナジーを使い果たしたら、もっと蓄えが必要だよーっと、
お腹を鳴らして知らせているのに、
「ダメダメ、食べちゃ！」
と、外見的な執着やエゴによって、
身体の叫びを無視するのは、
とても悲しいこと。
身体の声を無視して、理性ばかりにとらわれると、
身体はいつしか悲鳴を上げ、身も心も満たされず、
いつかコントロール不可な状態になってしまったり…
一方で、身体の発する声に耳を傾け、
求めるものを素直に口にすると、自然と心も落ち着くものです。
心と体はしっかりと繋がっているのですね
あなたの身体も、私の身体も、
世界で唯一無二の存在。
この世に生まれたときから、最期の眠りにつくまで一生涯を共にするパートナーだからこそ、
思いっきり愛しつくし、
感謝を込めて、一番のありがとうを伝えたいです。
☆☆☆☆☆今日のドイツ語☆☆☆☆☆
「Diät/ディエット」＝食事法
「Abnehmen/アブネーメン」＝減る、痩せる
「Zunehmen/ツーネーメン」＝増える、太る
