暖かくなると、繁盛するお店とはどこでしょう?
ドイツでは、春が来て汗ばむ陽気になると、
長~~い列のでき始めるお店があります。
見ているだけでも
「うわーーーー店員さん、こんなん絶対ストレスたまりまくり!!」っと
同情したくなるほど
でもなぜか、お客さんも定員さんも、笑顔に満ちている印象があります。
それは
「Eiscafe/アイスカフェ」
朝10時頃の開店と同時に、お客さんは優雅に屋外でコーヒーを飲み始め、
お昼ご飯にはパフェを頬張り、3時にはおやつのアイスクリーム。
なぜか、夕方になっても夕食時間になっても、入れ替わり立ち替わり、屋外のテーブルから人が消える気配は一向に感じられません。
もしや主食がアイスクリーム??
まさか…。
いや…
きっとありえます。
なんてったってボリュームがとんでもない
中でも、大人気メニューは
「Spagettieis/シュパゲティアイス」。
名前の通り、スパゲティ状のアイスクリームがてんこ盛りお皿にのって出てくるのですから、
お腹も膨れるでしょう。
明らかに主食並みのカロリーははるかに超えているはず!
老若男女にこよなく愛される「Eiscafe/アイスカフェ」。
残念ながら、今年はコロナの規制により、人の集うカフェの営業は禁止されており、
先月からはEiscafeも静まりかえっていました
スーパーで手に入るアイスクリームには決して表現することのできない
あのトロトロで柔らかな食感、
濃厚でボリューミーなパフェ…
あの喜びと癒しを再び感じることができるのは、果たしていつのことか‥
そんなある日・・・・
私は見たのです。。。
アイスクリームを道端で頬張っている人を
なんでっ??
営業が許されているのは、生活必需品やテイクアウトのみでは?!
テイクアウト…
そうです!
カフェは引き続き、営業禁止ではあるものの、
アイスのテイクアウトのみ営業再開に
明らかに、アイスクリームがなくても生活に支障ないかと思いますが
それでも営業が公に認められるとは、何たる偉力!
でもこうなると、わざわざアイスを求めて家から買いに出る人が多くなっちゃいますよね
これじゃ自粛要請、逆効果…
うーん、まさに甘い誘惑です
しかし、販売においては、きちんとしたルールが定められています
・アイスクリーム売り場から50ⅿ圏内で食べないこと!!!
・列に並ぶ際はかならず、距離間を守ること!
一体どんな味が並んでいるのでしょう。
バニラやチョコ、ラムレーズン、フルーツ味のシャーベットなど定番はいうまでもなく、
その他に多いのは、市販のチョコレート菓子がそのままアイス化されたものです。
例えば、「オレオ」、「Rocher/フェレロロシェ」や、
ココナッツホワイトチョコの「Raffaello/ラファエロ」、トーストに塗るカカオクリーム『Nutella/ヌテラ』味など。
あなたのお気に入りフレーバーは何ですか?
私のおすすめは『Stracciatella/ストラッチャテッラ』です
(名前覚えるのに一苦労)
ざっくりいうと、チョコチップ入りバニラ味。
しかし、塊のチョコチップではなく、細かい欠片みたいなパリパリのチョコが混じっている感じで、食感が癖になります
「アイスクリーム」
ただのデザート、といってしまえばそれまでですが、道端で頬張っている人の笑顔を見ていると、
改めて、アイスは私たちに元気と心の栄養を与えてくれる、偉大なパワーがあるのだと、感じました。
テンションが上がらない時は、
アイスにハッピーな世界へといざなってもらいましょう!
(食べすぎは要注意)
☆☆☆☆☆今日のドイツ語☆☆☆☆☆
「Eis/アイス」=アイスクリーム
「Sahne/ザーネ」=ホイップクリーム
「Kugel/クーゲル」=1スクープのアイス玉
※複数の場合は「Kugeln/クーゲルン」