兄が居場所を感じられるだろう施設にこの夏に出会えました。



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ブログに訪問してくださいまして

ありがとうございます。

年老いた両親と

障がいのある兄との暮らしは

ある日突然、限界を超えて。

 

まさかの予期せぬことから

精神科に入院となったのが

2015年5月。

「施設に移して欲しい」と

兄に会った時に

請われて

兄の希望に合う所を

探していました。

 

 

 

海外に住んでいると
どこから手を付けたらいいのか?

 

日本のシステム、情報の入手、
把握がままならなかったのが

2017年の帰国の時に

友人が手を差し伸べてくれたことが

大きなきっかけになりました。

深く理解してもらうことで見えた一筋の光


計画相談支援の機関を

地元福岡で探すことを

アドバイスいただいたけれども

どこがいいかの選別も必要と。

 

兄がこの人に連絡を取って欲しいと

ある施設に関わっていた方の名前から

かろうじて調べて連絡を取ってみると。。。

 

その方には繋がらなかったものの

話をした方が

兄のことを覚えてくださっていて

「見かけなくなったので

どうされているのかと思っていました」の
言葉に希望を感じて。
 

事情を説明して

障がい者基幹相談支援センターを
ご紹介いただき、
ギリギリでイギリスに戻る直前に

電話での連絡が取れたのです。

 

 

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昨年の5月の一時帰国の時に

障がい者基幹相談支援センターの方と

直接お会いして、話ができました。

兄の入院している病院に

来ていただき、

父と病院側とのミーティングに

一緒に出てもらいました。
(私が帰国する日のミーティングで

私は立ち会えず。父と初めて顔合わせ)

 

でも、そこからは

あまり進展がないままに。

 

 

 

この6月に戻った時、

兄のことで関わってくださっている

司法書士の方

基幹相談センターの方と

病院側とのミーティングへ。

 

これが次の大きなステップに。

 

兄に会うのが約1年ぶりだった

基幹相談センターの方が

兄が明らかに悪化していることに

大きなショックを受けて

薬の量や処方について

かなり司法書士の方と一緒に

突っ込んでくださったのです。

 

そこから思わぬ展開で

事が動きだして。


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「昨年、5月に出来た

施設がいいのでは?」と

基幹センターの方から連絡を受けて

その日にすぐに施設に伺って、

これ以上の所はないというほどの

理想の場所と巡り合えたのです。



その施設に移る前に

薬の副作用で

機能を失った身体の

リハビリのために

他の病院への転院を勧められて。

 

逸る気持ちを抑えて

慎重にソロリソロリと

基幹センターの方と施設の経営者の方と

連携を取りながらアドバイスに沿って

事を進めていました。

 

9月にやっと転院となり

そこから色々とあったものの

10月の終わり頃から

兄の状態が明らかに好転。

 

前の病院から出ていた薬を

ほぼストップしたことで

言葉がはっきりして

真っ直ぐ座れるようになり

本人の弁では立てる
(手助けがあればだと思います)とのこと。

 


 

兄の近況と今後の相談のために

父から聞いている兄のことを

施設の方に連絡をしました。

 

身体のリハビリを急ぐことも重要だけれども

まずは口腔リハビリの優先順位を上げるべく

基幹センターと病院と協議しているとの返事。

 

障害は他人事ではない、でも可能性は残されている

で書いた映画、本の中でも知った

「脳を活性化させる口のリハビリ」と

全く同じ指摘、アドバイスをいただきました。

 

施設には来年の1月に移る予定で

進めてくださっています。

 

 

 

最後までお読みくださいまして

ありがとうございました。