ぼく、ジャッキーだよ。
今日は昔ばなし～🍑
ここのところ
ヘビ🐍ネタが続いているので
話のついでに
ヘビ🐍にまつわるお話を
私が幼稚園児ぐらいの時の
昭和の昔ばなしです
怖い話なので
苦手な方はスルーしてくださいね
🐍 🐍 🐍
祖父が
マムシを捕まえると
マムシ酒を作ってたんです
その作り方というのは
まずは
生きたままのマムシを
きれいな状態にするために
水を半分くらい入れた
一升瓶の中に入れて
「砂抜き」作業
水が濁ってくると
新しい水に入れ替える
というのを
何度か繰り返すのだそうで
その作業中に
事件勃発
祖父の封のやり方が
甘かったみたいで
祖父の留守中に
マムシが瓶から逃げ出したの
そのとき偶然にも
現場を祖母が目撃
ヘビが
大の苦手な祖母なんだけど
マムシを逃がしたら
誰がいつ噛みつかれるかわからない
スイッチが入った
おばあちゃん
咄嗟に体が動いた
素手では
もちろん無理だから
一升瓶を片手に
火ばしを探したそうなんだけど
見つからない
モタモタしてたら
マムシが逃げちゃう
ふと
足元を見ると
じょうろが
祖母は
素早くじょうろを掴むと
はす口を外して
マムシに走り寄り
先端で首の付け根を押さえて
一升瓶の中に誘導したんだって
当時
祖母からこの話を聞いた私、
体に力が入って
心臓バクバクだし
ビックリどころの話じゃなくて
というのも
私の
おばあちゃんのイメージって
動作がゆっくりで
おっとりした穏やかな性格
花柄の割烹着で台所に立って
お料理してる姿のイメージしか
なかったから
まさか
マムシを捕獲するような
男前なところがあったなんて
知らなかった～
🐍 🐍 🐍
そのマムシですが
その後
砂抜き完了して
焼酎に漬けられ
無事に
マムシ酒になったそうな
どんな効能があるのか
よくわからないけど
祖父母は
切り傷などに塗っていたみたい
良く効くからとのことで
液体の部分だけを
小瓶に小分けしたものを
私の母ももらったそうなんだけど🎁
怖くて
使えなかったんだって
ぼくも
よう使わんわ
今も
マムシ酒ってあるのかなぁ
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