あいたい兵庫キャンペーン・旅ブロガー。
私は台風遭遇の一泊二日で、兵庫県丹波地域をてくてく親子旅してきました~。
その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

その10

その11

あるいは、右のサイドバーにツアー別カテゴリーを分けましたので、もろもろの旅はそちらからよろしければどうぞ
親子だと子どもの新鮮な視点での発見もあり、感動を共有でき絆を再確認できますね。
どっちかというとデメリットの方が多く目には付くものですが、旅行からかなり日が経ち、こうして長いスパンで振り返ると、得るものの方がはるかに多い。
丹波という土地はまだこなれていない素朴さとあたたかさがあり、見ていてとても新鮮です。
豊富な水と土から始まったカルチャーとしての水準の高さがあり、そこは他の観光地とはまた違う魅力にあふれているのです。
唯一無二の文化がある、そこが丹波でした。
ただ、他にも隠れざる名所はあると思うのに、陶芸、化石、城下町と大々的に PRする専門的なスポットが多いため、マニアック受けの高い場所な反面、興味のない人からすると、観光ルートのアイデアに組み込みにくい点は気になりました。
私にはすっごく楽しい旅でした。
化石が好きで陶芸も好きで心酔していましたから。
ただそれはみんなに置き換えるとどうか?とはたと気づいたのです。
もしも誰にも受けるような余裕を持たせるなら、そのマニアックなスポットとスポットをつなぐ、文化に絡めたグルメイベント事業なんてあったらまた素敵だなと思います。
車がなければ生活に支障が出る、家族で何台かの車を持っている土地に多いのですが、車ベースで回る観光スポットとしか考えられてない点も気になりました。
例えば、離れているのに公共交通がない、本数が激減、地域性があり、管轄する市町村や隣接の観光協会が違うため、垣根が取り払われておらず、潤滑な移動や観光案内を受けられないと感じました。
カタログを見ると、福知山市、綾部市、亀岡市、南丹市、京丹波町、篠山市、丹波市の6市1町を〝大丹波〟と呼び、観光や特産品で連携していらっしゃる、とありました。
ところが、行ってみるとAではBのことはわからない。BではBのことしか知らないという。
点と点はしっかり伝統や文化スポットとして色濃く魅力的なのです。でもそことそこを結ぶラインがスムーズとは言い難い。
情報としても移動手段としても滑らかさがほしく、旅行者の私はかなり右往左往しました。
公共の運輸で二時間に一本、というルートでは、車以外のたとえば若い女子や今いちばんの旅人・オーバー60歳の観光客、また最近増えている外人観光客がスポット巡りをするのはなかなか厳しいのでは。
かといって昔のように、タクシーを乗り継いで、観光スポットに向かう時代じゃないのではないかとも。
入場料が安くとっても楽しめる施設でも、複合施設でない場合そこに丸一日いるかどうか、往復で5000円近くの移動費を一か所のスポットに行くために払うなら、他にもっと使いたい部分があるのでは、と。
その土地のファンになり、リピーターとなるには地の魅力だけではなく、いつ行っても発見があり、何度も行ける環境作りも大切ではないかなと思いました。
初めて行った丹波は、文化に満ち、刺激的で、豊かな食文化もまもられた土地。
台風や休館で行けなく悔やまれた場所ばかりなので、機会あらばまたきっと訪れたい場所でした!
兵庫県さん、丹波さん、どうもありがとうございました!
ブロガーツアー出発前に、あいたい兵庫キャンペーンで同じ地域を同時期に旅するmandyさんがブログ宛てにメッセージをくださいました。
「ご一緒ですね、お互い楽しみましょうね」と。
その一言がすごく力強く、嬉しかったのです。
同時にツイッターやFBでつぶやくたびにお友達ブロガーさんやフォロワーさん達が投げかけてくれる言葉や「イイネ!」ボタンが台風の中、どれだけ励みになったことか・・・。
SNSの持つ独特の共有感にかなり助けていただきました!
皆さん本当にありがとうございました。
離れていても、会ったことのない人でも、いつもどこかでつながっているその安心感がSNSの最大の魅力です。
そういう意味でSNSと旅・観光の持つパワーや可能性はまだまだ無限大だと思えます。
これから旅はますます個人と世界をつなぐソーシャルマスメディアの影響を色濃くしながらどんどん変化、進化していくでしょう。
旅する側、見る側、主催される側、コミュニケーションを取りながら相乗効果でSNSの未来へとつながって行けたらいいなと思います。
心からありがとうございました。
苺子。

