RIP ハナ | 砂漠の中心で乾燥肌を叫ぶ

砂漠の中心で乾燥肌を叫ぶ

超乾燥肌のくせに、アメリカのネバダ州へ移住・・・
最高の保湿クリームを探し求め、砂漠の乾燥と戦います。
って言ってたけど、ネバダ→テキサスと移住して今はオレゴンでまさかの二児の母!

今朝母から連絡があって。
実家の犬がついに亡くなってしまったことを知りました

ハナさん、16歳。
犬にしては大往生しました。

去年お正月に日本に帰った時も、
もうすでにヨボヨボで。
ずっと前から視力も弱っていたので、触る時もまず手の匂いを嗅がせてから、そっと撫でてあげないと怖がってしまうような…もう大分お婆ちゃんだったんですよね。


最近はついに自分では立てなくなってしまったせうなんですが、昨晩はご飯もちゃんと食べてたのに。立てないながらも、普通の様子だったらしいんです。
それが今朝、静かに亡くなってしまったそう


実家のハナさんは。
柴犬のブリーダーから買い取った犬で。
悪徳ブリーダーだったみたいで。血統書付きとか言いながらも、体を強くしたり、小さいサイズにするためにポメラニアンと配合したり、色々悪いことやっていたみたいなんです。
ハナさんはそんなポメラニアン柴で、生まれつき毛がポメラニアン風に生まれてしまったので売り物にならず、小さいゲージの中に入れられ、家の軒下にほっぽられていたんです

最初は柴犬を飼うつもりでブリーダーに見に行った私と母だったのですが、そんなハナさんを見たらもう堪らなくなってしまって…しかも抱いたら震えながらも、手を舐めていて…えーん
もうゲージに戻すなんて、鬼のようなことはできなくなってしまい。その場で引き取ってきたんです。

ブリーダーのおじさんに虐められていたのでしょう、年配の男性が大嫌いだったハナさん。
ちょっと手が動くだけ、大きい音がしただけでも怯えてしまったハナさん。
散歩が大嫌いで、怖がってうちの庭から出られなかったハナさん。
私、母、姉、弟にしか心を開かず…それ以外の人には咬みつこうとしてしまったハナさん。

もう典型的な虐待されていたタイプで、本当に難しい犬だったんです。

数少ない好きだった人間の中の姉と私が実家を出てしまい、母と弟だけになってしまい…寂しかったんだろうな。
散歩もしない、ご飯もあまり食べない、遊びたくない、不思議で難しい犬だったけれど。うちに引き取られて、幸せだったのなららうれしいな…と思います。

最後一緒にいられなくてごめんね。
ハナが大嫌いだった(笑)私の犬、サクラが先に天国で待っているはずだから!また付きまとわれて、イライラしているはず。


痛む様子も、苦しむ様子もなく、最後を迎えたようなので…それが唯一の救いかな。でも最後に撫でてあげたかったな。

ハナ、難しい犬だったけど、家族以外の人間嫌いのお陰で、最高の番犬だったよ!!
15年間ありがと