不思議な水
アルギン酸ナトリウムと
乳酸カルシウム
化学反応させて表面に膜を作り、掴める、持ち運べる水が作れるという実験キットです。
食品レベルの物で、色つけを絵具から食用色素などに変えれば食べられるので、それも楽しいでしょうね〜。
今回は簡単に絵具を使って作ってみました。
ホテル隔離中の小6息子とはリモートで、一緒に実験開始です💓
まず、2種類の水溶液を作ります
アルギン酸ナトリウムの水溶液は
溶けにくいので、昨夜からペットボトルに水と共に入れて一晩おき、それからよく振ります。当日でしたら熱湯を注ぎ、ひたすらかき混ぜるのでもいいです。
乳酸カルシウムの水溶液は簡単でした。すぐ溶けます。右手のボールです。
ここから作り始めです
アルギン酸ナトリウム水溶液を小さな器に少しだけ取り、絵具をほんの僅か加えて混ぜ合わせます。
これを食用で作れば、人工イクラとかになるんですね。
何層かになったものを作ってみたいので、次の色を使ってアルギン酸ナトリウム水溶液に色つけします。
中に入る青い粒が見えるように、やや薄めに緑色を溶きました。
その緑色の中に、水に放しておいた青い粒を掬って入れます。
もうこの時点で、
涼しげで綺麗〜
これを右手のボール、乳酸カルシウムの方にそっと入れます。
これで青と緑の二層が出来ました。
三層目を作っています。
黄緑色を極々薄く色づく程度に、アルギン酸ナトリウム水溶液を作ります。
青と緑の二層を水から取り出して
三層目の水溶液に入れてから、
静かに右手の乳酸カルシウムのボールに入れます。
同じく水に移動させてから取り出してみると、
三層の水が出来ました。
プリプリしていて、スクイーズのようでもありますが、もっと水っぽい(当たり前か)。
今度4層目は水に着色せずそのままで。
同じように、3層のプリプリを、カップに入れた水溶液の中に入れてから、カップごと乳酸カルシウムに静かに沈めます。
大きいので、やや時間をとり、4分くらいは浸けておきました。
取り出してみたところ、
1番中心の青い粒がくっつき合っていて目玉のようにも見えますが…😅
手のひらサイズの、何やら気持ちいいプルンプルンとしたモノが出来ました。
なんだろう、水菓子とか、ふ饅頭であったような、いや青くはなかったか。
スポーツドリンクとか入れて商品化出来ないかな⁉️
キレイだね〜と、しばし撮影会です✨✨✨
リモートで、ホテル内で作っていた息子も作れました。
乳酸カルシウムに放つ時がポイント。
そこで波風立てずに、そーっとそーっと容器ごとアルギン酸ナトリウムの方を放していくのが、表面が滑らかに出来るコツだと思います。
透明の水の中に、透明の玉がゆらゆらと入っている様もなかなか目に心地よく、夏らしい実験です。
化学式とかはまた別の人がご紹介してくださっているので、ここでは触れません〜(*´-`)苦手意識…
色々な色で、ぜひお試しくださいね〜❣️
他の色にも挑戦♬
赤いと、ますますイクラに見えてきますねぇ。
楽しい実験でしたo(^o^)o