ルーツ | チャリンコに乗りませんか~?

チャリンコに乗りませんか~?

摂食障害自助グループ「ともあしの会」大阪会場、東京会場、横浜会場のほぼ場所係 チャリンコのブログです。

チャリンコの田舎は、奄美大島です。

私はそこでは生活したことはありませんし、生まれてから数回しか行ったことがありません。


しかし、帰るとなんとも言えないほっとした感覚になります。


父親は、常に「本土の人間に対するコンプレックスがある」と

言い続けていました。

訛りを直すのには、かなり苦労したそうです。

帰った時に、周りで方言で話された時なんか、何を言ってるのかさっぱりわからず

突然みんなが笑いだすので「今の会話のオチはなんだったんだ!?」と

悩みながら、一緒に笑っていました(笑)


おばあ(父の母)が奄美で今も生活しています。


集落のメインストリートには、ハブよけのための「おったて棒」が立てかけてあり、

道路の動物注意の標識は「アマミノクロウサギ」。


2年前に帰った時は、野生のユリが力強い匂いをただよわせて畑の角に咲き、

アマリリスが強烈な存在感で咲き乱れ、葉が濃い緑でぐんぐんと伸びるハイビスカスが

道路脇に連々と咲き誇っていました。


おばあは、目がだめになるまでは、大島紬という奄美大島で織られている織物を織っていました。

黒や茶色などの地味な色彩ですが、目の非常に細かい繊細な織物で、

いつも、野良猫と一緒におばあが織り機を動かすのを見ていた記憶があります。


来年あたり帰りたいなあ^^