就職活動は、困難を極めました。
貯金もほとんどなく、アルバイトも活動をさせていただきながらだったので、月にして４万円ほど。
最後の給料で、なんとか家賃を払う状況が２カ月ほど続きました。
失業手当は、「自己都合」退職だったため、退職後３カ月後からしか発生しなかったため、
また、手続きをおろそかにしていたため、とうとういただくことはなかったです＾＾；
失職したら、すぐにハローワークに行きましょう・・・・。
面接に行くと、大学の留年などについては聞かれることはまずなかったですが、
必ず聞かれたのは「どうして前職をやめられたのですか？」という問いでした。
答えを色々と用意していましたが、最後はいつもしどろもどろになり、困ってしまっていました＾＾；
アルバイト先では、そんな状況で沈んだ表情でいたことを、パパが容赦なく叱咤して下さいました。
「客は、君の都合なんか知らん！ラーメンをまずくするなら、もうここに来るな！！」と。
私は裏の部屋で号泣し、恥ずかしさと悔しさでそのまま店を出て行こうと思いましたが、
踏ん張り、再び接客を赤い眼のまま再開しました。
この決断は、今でも私の大きな分岐点だったと思います。
その時のママのハグと、あたたかい手のぬくもりが忘れられません。
面接そろそろ２ケタになろうかという機会で、私は採用していただけることになりました。
それが今の職場です。
偶然か、その職場の初出勤の日は、一番好きだった伯母の誕生日でした。
そうして、初めて私は「医療の業界」に身を置くことになりました。