TMRキャブ修理(2) | coffee break 改造発進基地

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こんにちは、先週家族旅行してきました。

 

 

場所は福島二本松

半年前の出張先と同じ地域です。

 

 

嫁さんは、温泉入りたい

長男は、クルマのサーキット走行が見たい。

次男は、動物にエサをあげたい。

私、渋滞しない所に行きたい

 

総合するとそうなる訳ですw

 

温泉宿

 

 

 

餌やり

 

 

クルマのサーキット走行

 

 

 

見れてよかったねw

 

 

 

 

TMRキャブ作業の続きです。

作業台作って、部品手配したのは

良いんですが、途中でここのネジ外すレンチが見当たりません。

 

 

部品取りで既に取り外してるので以前作成して

た筈なんですがどうやら紛失したみたいです

無くした時期も場所も思い出せないw

しょーがないので素材のソケット再購入

 

 

旋盤で加工。

 

 

 

コレでスタータープランジヤが分解出来ます

 

 

TDMRだとメインノズルを外すサイズ違いの

極薄ソケットが更に必要です。

 

 

ミクニの補修部品の早い方の第一便が到着したので作業開始。

第二便は3ヶ月後なので今回は俺の手持ちを「立て替え」として使います。

 

 

燃料ニップル、スターター系統も触るので連結全バラ。

 

 

専用工具で外せたスターターブランジャも

ヤレててヤバいてすね。

O/Hなんで交換。

 

 

交換したら今度は組み付け作業。

 

 

燃料で溶けてしまう動作部の組み付けグリスは超高級グリス塗布。

 

 

加速ポンプのチェックバルブが詰まってたので

在庫品と交換。

チェックバルブの中のスプリングも錆びてるぽいので完品の部品が有るので確実な方法で。

 

 

加速ポンプ系はノズルを止めてるOリングも

ヤレテるので交換。

一通り部品替えて先ずフロートレベルゲージで高さチェック。

 

 

この後お手製のドレンボルト付けて実油面チェック

レーシングキャブのトラブルは加速ポンプ系と油面とトラブルが多い。 

FCRの時はフロートの色が白色から黄色に変色したら予防でフロートとバルブを交換してた。

 

 

ガソリン腐らせるとかはまた別だが

キャブだと摩耗トラブル以外はそれぐらい

しかトラブルが出ない。

Vシール系の症状は私の認識だとトラブルの範疇に無く仕様として気にならない。

 

 

アイドリング域のエンジンの機嫌が不安定なのが如何しても気になるって人はFCRの方薦めてる

アイドリング域なんて気にしてたらレース用キャブなんか使えない。

 

 

燃料流し込んでセットOK。

ガソリンだと臭いので代替の水抜き剤のアルコールでチェック。

どっちにせよ臭いから屋外作業だw

 

 

全気筒合わせ面辺りでピタリと油面安定問題無し。

 

 

 

加速ポンプもチェック問題無し

キャブ単体で預かったのでこれ以上チェック出来ないが、ここまで見れば大丈夫だ

 

 

交換したパーツ。

直ぐに出荷出来た部品半分。

納期3ヶ月で俺の手持ちを先出しで組んだ部品半分

 

 

俺のstockパーツが無くなったが注文して入金済なので忘れた頃着弾する筈だw

自分のstock用で今直ぐ使うパーツじゃ無いので問題無い

 

 

修理したキャブは無事オーナーの元に届いたとの事。

一応これで俺の役目はおしまい。

 

後から個人的な追加で

自分のTDMRは燃料ポンプ仕様なのでそれに合わせて

レーシングカート用のキャブチェックツールを使うと

燃料ポンプの加圧状態が良い感じに再現出来るのでカート用キャブテスターをゲットしてみた。

 

 

という訳でキャブ弄りは終わり。

 

 

 

同時進行してるZZRのエンジン作業に戻ります